大塚範一が闘病生活を語る!「体調はそんなに悪くない」

2014/04/27 08:00 配信

芸能一般

ヒューマンドキュメンタリー「ワンダフルライフ」(フジテレビ系)のゲストに、ニュースキャスターの大塚範一さん(写真左)が登場

ニュースキャスターの大塚範一さん(65)が久しぶりにテレビに登場する。大塚さんは、急性リンパ性白血病という病に侵され、'13年4月の番組出演を最後に、闘病生活に専念していたが、今回約1年ぶりにテレビ番組に出演することとなった。出演番組は、リリー・フランキーと山岸舞彩が司会を務め、毎回一組の人の人生を紡ぐヒューマンドキュメンタリー「ワンダフルライフ」(5月4日日曜放送予定)だ。

大塚さんは、昨年6月に臍帯血移植を受け、無事成功。現在は治療が一段落し、復帰に向けて週に2日はジムでトレーニングしたりしながら、自宅で療養中。医学的には寛解という状態だという。

4月24日のスタジオ収録日、大塚さんがフジテレビ湾岸スタジオに現れた。大塚さんは久しぶりのテレビ局とあって終始うれしそうな笑顔を。本来、自分のことはあまり語ることはないという大塚さんだが、昨年、病気の再発でテレビを離れてからこれまでの闘病生活のことを明かす。このほか、キャスターになってからの日々、「めざましテレビ」のキャスターに転身したときのエピソード、そして今現在の思い、今後の仕事についてじっくりと語る。

番組冒頭、紹介でキャスターと呼ばれ、「キャスターと呼ばれるのは久しぶりだなあ!」と大塚さんはうれしそうに話しだす。病状について、「体調はそんなに悪くないですよ。体重は7、8kg落ちましたが、薬の影響で、顔とおなかがはれちゃってね。『俺、痩せたんだよ』って言いたいんですけどね(笑)。足の筋肉が入院ですっかり落ちてしまって、それを戻すために今、トレーニングに通っています。(この病気の)完治は5年って言いますから、まだまだですね。今1年ですから」と説明。「人生後半になってこんなに入院生活を送るとは思いませんでした。自分自身で思うに、勇気がある訳じゃないんですけど、一生懸命耐えているとは思いますね。入院生活は本当につらかったですが、たくさんの知人がお見舞いのメールをくださって、視聴者の方やファンの方もいろんな形で気持ちを伝えてくださって、この方たちに応えなきゃなって気持ちが出てきましたね」と感謝の気持ちをあらわに。

今後の仕事については、「仕事をしないとつまらないし、俺の仕事はこれだから、これをやっていないと燃えるものがないんだよね」と語り、「そんなにシャカリキになって働こうという気持ちはないんだけど、何か仕事をして、人に認めてもらうことをやりながら、一方で大好きなゴルフをして遊ぶ、そしておいしいものがあったらいいよね」と答えた。

大塚さんがゲストとして登場する「ワンダフルライフ」は、5月4日(日)午後9時から放送予定。久しぶりとなるにこやかな表情とともに、大塚さんのこれまでの人生を振り返っていく。