4月25日、名古屋を拠点に活動をするSKE48のチームSがSKE48劇場にて2月に行われた“AKB48グループ大組閣祭り”で誕生した新しいチームSとして「制服の芽」公演の初日を迎えた。
「制服の芽」公演は、チームSの3rd公演として、'09年10月から'13年7月までの約3年9カ月間行われていた。ことし1月からは、研究生も同公演を上演していたが、再びチームSの公演として行われることになり東李苑、大矢真那、北川綾巴、後藤理沙子、佐藤実絵子、竹内舞、田中菜津美(HKT48チームH兼任)、都築里佳、中西優香、二村春香、松井珠理奈、宮澤佐江(SNH48兼任)、宮前杏実、矢方美紀、山内鈴蘭(AKB48から移籍)、渡辺美優紀(NMB48チームB2兼任)の16人がステージに立った。
曲間のMCでは、AKB48から移籍となった山内が「SKEに移籍すると決まったら、名古屋に嫁ぐと決めたんですよ!」と名古屋に骨を埋める覚悟を語った。一方、AKB48から移籍となった渡辺は「すごいきょうまで不安で…」と感極まって言葉を詰まらせ、「皆さんすごくS公演を盛り上げてくださっていて、まだちょっとSKEとNMB48を兼任するファンの皆さんが恐いと思ってたんですけど、とても優しくてうれしかったです。SKE48でも精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします」と涙を浮かべながら意気込みを語ると、つられてAKBグループ最年長の佐藤ももらい泣きし、「みえぴー(佐藤)も泣いてる!」とメンバーから総ツッコミを受けていた。
また、HKT48との兼任の田中はマイペースなトークを続ける大矢に対し「不思議なのか、おバカなのかよく分からないですよね」と先輩に対してもひるむことなく博多でならした毒舌で応戦し、順応性の高さをみせつけた。
一方、元々SKE48に在籍している松井が得意のダジャレや二村が新しいキャッチフレーズを披露。都築と北川が、どっちが宮澤を好きかで言い争いを繰り広げるというほほえましい光景も。
新チームリーダーとなった宮澤は「いろいろな場所、いろいろなチームから集まってできたこの新チームS。きょうのこの初日で、きっとこのチームの全てを見せることはまだできていません。それは、きょうからが本当のスタートだと思っているからです。『制服の芽』公演はファンの皆さんもよく知っている公演だと思います。皆さんの目で私たちの成長をこれからも見届けてくださればうれしいなと本当に心から思っています。このチーム、すっごいチームになります! すっごいチームにしてみせます! このチームで良かったって言ってもらえるくらいマジでやります。なので新チームS、これからのSKE48を、皆さんよろしくお願いします」と力強く宣言すると、ファンからは大きな歓声と激励の拍手が贈られた。