フジ系で放送中のドラマ「極悪がんぼ」で、5月12日(月)放送の第5話に三代目 J Soul Brothersのパフォーマー・山下健二郎がゲスト出演することが分かった。山下のフジテレビ連続ドラマへの出演は初となる。
多額の借金を抱えたために裏社会に入り、さまざまなトラブルに対処している主人公・薫(尾野真千子)らの姿を描く“極悪エンターテインメント”で、山下は大阪出身の経営コンサルタント社長・鬼切虎子(室井滋)の息子・鬼切政夫を演じる。大卒だが、親のすねをかじるお坊ちゃまで、マリンショップを経営する政夫は、世間知らずで株や手形などの知識はほとんどなく頼りないものの、どこか憎めない人物という設定。
第5話では、薫たちのいる金暮市に乗り込んだ大阪出身の経営コンサルタント社長・虎子が金子(三浦友和)や冬月(椎名桔平)らの顧客にも営業をかけ、事件屋VS事件屋の戦いに発展する。自分たちの顧客を虎子に奪われてたまるかと金子ら「小清水経営コンサルタント」のメンバーが奮闘し、互いのプライドを懸けた攻防が繰り広げられる中、虎子の息子・政夫が物語をかき乱す。
撮影前日、緊張で眠れなかったという山下は今回の出演について「自分が幼いころから第一線で活躍している役者さんの中で演技するということで、うれしい気持ち半分、緊張半分という複雑な気持ちでした。でも、実際演じてみて、皆さんが優しく声をかけてくださって、本当に救われました。緊張を必死に隠して頑張りました。」とコメント。
また、政夫を演じるにあたり「話に出てくる『手形』の仕組みについて調べて勉強し、もちろん役作りもしました。母親を好きな気持ちも理解できますし、人物像を想像しながら、せりふ一言一言に魂を込めて、精いっぱい演じきりました」と語り、「役柄についてみんな(三代目 J Soul Brothersのメンバー)に話したところ、なぜか『絶対大丈夫です』と言われました。岩田(剛典)(EXILE/三代目 J Soul Brothers)などからは『かましてきてください!』とメールをもらいました」と明かした。
さらに、撮影中のエピソードについて「三浦友和さんは『ダンスをいつから始めてるの?』と話しかけてくださったり、室井滋さんは『筋トレの仕方を教えて!』ということで、腹筋の仕方をお教えしたりしました。そんな和やかな雰囲気を作っていただき、緊張がだいぶ解けました」と振り返り、ステージ上でのパフォーマンスとドラマで演技することの違いを「お客様に何かを伝えるという点においては変わらないと思います。違いとしては、パフォーマンスは、言葉を発せず、パッションや勢いで表現し、歌詞が人の心に刺さるように振り付けで言葉に意味をもたせて、聴覚だけでなく視覚でも表現することをテーマに踊っています。それに対して演技は、言葉を発して表情や動きなど全てを駆使しておこなうので、全く別の緊張感があって難しいです」と語った。
最後に見どころを「やはり室井さんとのやりとりや、僕のマザコン具合に注目してください。今まで演じたことがない、表現したことない役ですし、今回髪もバッサリ切って臨みましたので、ぜひ見ていただきたいです」とアピールした。
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