フジ系で6月30日(月)スタートの昼の帯ドラマに奥菜恵主演の「碧い海~LONG SUMMER~」が決定した。奥菜の連続ドラマ主演は8年ぶりとなる。奥菜は東京で照明デザイナーとして働く32歳の小館舞を演じるが、17歳の舞をNMB48の城恵理子が演じる。ドラマもそれに合わせて17歳のころが「第一部」、32歳が「第二部」となる。
第一部では、東京の建設会社の社長令嬢・舞(城)が、自分の母親・祥子(杉田かおる)が本当の母ではないことなど複雑な家庭環境に悩む。ある日、実母が沖縄出身だったことを知った舞は、夏休みに独り沖縄へ。そこで民宿の息子で同い年の新垣航太(犬飼貴丈)に出会う。お互いに“気に入らない”仲だった二人が、航太の病気の妹・夏帆(伊藤貴璃)の存在で次第に心を許し合うように。しかし、若い二人を取り巻く大人たちが抱えるある秘密で、舞と航太は引き離されてしまう。
第二部はそれから15年後。32歳になった舞は、東京で照明デザイナーとしての日々を忙しく過ごしていた。そんな中、あるきっかけで投資家になった航太(徳山秀典)と再会。引き離された“痛い”思い出を胸に抱えたまま大人になった二人が再び出会い、切ないラブストーリーが展開する…。
撮影は東京と沖縄で行われ、青い海や雄大な自然の中で壮大なストーリーになっていく。さらに、今回は吉本興業と昼ドラが初タッグを組み、舞の父親・勲役に板尾創路、航太の父・晴雄役に木村祐一がキャスティングされている。ほか、出演は岩城滉一ら。
奥菜は「久しぶりの連ドラ出演にかなり気合が入っています。男にとっての『捨てたはずの過去』と女にとっての『忘れられない思い出』。その運命の交錯に胸が締めつけられる思いで台本と向き合っている段階ですが、早く続きが読みたくなるような面白い作品です。皆さんにも楽しんでいただけると確信しています。そのためにも、この夏を精一杯走り抜けます」と意気込みを語った。
“初恋”と“家族”をテーマにしたストーリーに、“昼ドラ”ならではの複雑な家庭事情や男女の“ドロ沼”も差し込んでいくという同作。演技経験のない城や「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で優勝した犬飼ら、新人の演技も見どころだ。
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