織田裕二主演のスペシャルドラマ「奇跡の教室」が6月28日(土)に日本テレビ系で放送されることが決定した。本作は、あるきっかけで抱えた借金を返済するため、39歳にして僧侶から予備校教師に転職した柳州二(織田)が繰り広げるコメディー。“カリスマ講師”の座をめぐる講師同士の争いや、生徒にウケるためのキャラづくりなど、知られざる予備校業界の裏側とともに、新人講師の努力と苦悩を通して“生きる力”とは何かを伝えていく。
無類の女好きの州二は、お気に入りキャバクラ嬢の借金の連帯保証人になったことで多額の借金を負ってしまう。一攫千金を夢見た州二は、予備校・東京中央ゼミナールの講師に転職。初授業を淡々と終え満足げな州二だったが、回数を重ねるごとに受講生の数が減っていく。あせった州二はゼミナールの稼ぎ頭である“カリスマ講師”たちを見習って派手なスーツを着てみたり、他の講師の授業に潜入して勉強したりと努力するものの空回りを繰り返すばかり。そんなとき、同期の新人講師・西川久(速水もこみち)が生徒の悩み相談に乗って受講生の数を増やしていることを知る。
今回が日本テレビのドラマ初出演となる織田は、「この歳で新人講師役をやれたのが新鮮でした。毎日楽しかったですね。予備校っていう特殊な環境で、自分も今まで経験したことがない役だったので、今から完成が楽しみです」と素直な感想を。「このドラマを通して元気が出るといいなぁと思いました。クライマックスのシーンは、州二っていうダメな男なりの愛情と生徒への思いが詰まっています」とアピールした。
共演は州二と同期の講師役に速水もこみち、鈴木浩介、倉科カナ。ほか、州二をよく知る予備校生・レイコ役に高畑充希、州二が目標とするカリスマ講師役に竹中直人、ヒャダインらが名を連ねる。さらに元フィギュアスケート選手の安藤美姫が予備校の事務員役でドラマ初出演。多彩なバックボーンを持つ予備校ならではのキャスティングも見どころだ。
また、このドラマのメーキング映像や、共演者らが織田の素顔を明かす特別番組も6月21日(土)に放送される。
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