ジャイアンが演歌界のプリンスに!? 『たけしのズンドコ節』を熱唱!!

2014/06/10 06:00 配信

アニメ

「ドラえもん」の人気キャラクター・ジャイアンが『たけしのズンドコ節』を熱唱!(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

この夏、全米進出を果たすことでも話題を集める、毎週金曜に放送中の国民的テレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の、人気キャラクター・ジャイアンこと剛田武が6月13日(金)の放送で演歌に初挑戦することが分かった。6月15日(日)にジャイアンが誕生日を迎えることを記念し、氷川きよしの大ヒット曲「きよしのズンドコ節」を「たけしのズンドコ節」にアレンジして、熱唱を繰り広げる。

'79年4月2日の放送スタート以来、のび太やスネ夫らの仲間内で“ガキ大将”として君臨してきたジャイアン。そんなジャイアンの趣味は“歌”であり、本人としては歌手を夢見ているのだが、いかんせん彼の歌声は、“生命にかかわる”ほど強烈なそれ。これまでもジャイアンの誕生日を祝って、歌をテーマにしたストーリーをたびたび放送してきたが、ことしのエピソードは、その名も『たけしのズンドコ誕生日』。6月に一度も国民の祝日がないことを嘆くジャイアンが、ひみつ道具の“日本標準カレンダー”を使い、自分の誕生日である6月15日(日)を祝日に変えてしまう…という物語となっている。

国民の祝日“ジャイアン誕生日”では、ジャイアンの歌を聴くのが国民の義務となり、ジャイアンのバースデーライブがテレビで全国生放送されることに。国民のためリサイタルを成功させたいと意気込むジャイアンが目をつけたのは、演歌界のプリンス・氷川きよしが歌う大ヒット曲「きよしのズンドコ節」。「きよしとたけしの縁で、歌わせてもらいたいんです!」と、似た名前のよしみ(?)で氷川に電話をかけてお願いしてしまうという強引なもの。

氷川が歌う「きよしのズンドコ節」は、老若男女問わず一度は耳にしたことのある、親しみやすいメロディーが魅力。幅広い世代にジャイアンの誕生日を楽しんでもらいたいという思いから、“老若男女に最も愛されている演歌”といっても過言ではないこの曲がピッタリだと企画された。さらに、本家の振り付けも取り入れ、ジャイアンが『ズン、ズンズン ズンドコ♪』のメロディーに乗ってリズミカルに腕と腰を振るノリノリぶり。“国民的ガキ大将・たけし”は、“国民的演歌歌手・きよし”にどこまで迫ることができるのか…、そのライブパフォーマンスに注目が集まる。

なお、ジャイアンが歌う「たけしのズンドコ節」はCDなどへの収録予定はないため、今回のオンエアでしか見ることができない貴重な曲。ただし、6月13日(金)の番組放送終了後、テレビ朝日の「ドラえもん」ケータイサイト&スマートホンサイトでは、着うた(R)の配信がスタート。あのジャイアンの歌声をダウンロードすることができる(悪?)夢のような状況に。さらに、CS放送・テレ朝チャンネル1でもジャイアンの誕生日を記念して、6月14日(土)、15日(日)に特別企画「ジャイアン誕生日スペシャル!」を放送。ジャイアンがメーンのストーリーを集めた長時間番組で、ジャイアンの、ジャイアンによる、ジャイアンのための祭典を盛り上げる。