早くも負けたら終わり!? W杯日本初戦勝利の鍵は?

2014/06/13 22:21 配信

芸能一般

ザンビアとの国際親善試合で左目の上を5針縫うケガをした岡崎慎司(左)だが、すでにトレーニングにも参加。試合出場には問題ないようだ写真:AP/アフロ

ついに開幕した2014FIFAワールドカップ・ブラジル大会。大会3日目となる日本時間6月15日(日)には、"ザックジャパン"が1次リーグ第1戦となるコートジボワール戦を迎える。

同カードのテレビ解説も務める元日本代表・福西崇史氏は、雑誌「サッカーワールドカップ テレビ観戦BOOK」のインタビューに答え、「コートジボワールには、日本代表が持っているものの全てを注ぎ込んででも勝ちたい」と強調した。1次グループの中でも一番の難敵と目されるのが、第3戦の相手・コロンビア(日本時間6/25)。その試合の結果いかんに関わらず決勝トーナメント進出を果たすためには、「第1戦、第2戦の連勝」が絶対条件だというのだ。

しかし、コートジボワールはFWドログバやMFヤヤ・トゥーレなど世界で活躍するスタープレーヤーを多数抱え、日本代表は4年前のワールドカップ直前親善試合でも完敗している。一筋縄ではいかない相手であることは確か。そんな中で、福西氏が"勝ち点3獲得"のためのキーマンのひとりとして挙げるのがFW岡崎慎司だ。「相手守備陣に生じた隙を突くには、岡崎のような走り続けられる選手が必要です。左サイドで香川、本田、長友あたりが絡んでボールをキープしている間に、右サイドから岡崎が飛び込む得意の形で決められるかどうか」。

一方、コートジボワールで最も警戒が必要だと指摘するのがMFヤヤ・トゥーレ。「スピードとテクニックがあって、パスも出せて、シュートも打てる。サイズもあるし、足も長い。攻守において本当になんでもできる選手」だとして、特にポジション的に対峙することが多い長谷部誠ら守備的MFの対応に注目したいという。"仮想コートジボワール"として7日に対戦したザンビアには3点を奪われたが、それが守備陣にとっては"いいクスリ"になっているはず。本番では堅守を見せてくれることを期待したい。

ブラジルでの初陣にして、早くも負けられない戦いを迎えた日本代表。コートジボワール戦、運命のキックオフは6月15日(日)朝10:00だ。