加瀬亮が榮倉奈々との絡みは2倍あったのに…と苦笑い

2014/06/15 01:51 配信

映画

「わたしのハワイの歩きかた」舞台あいさつに登壇した(写真右から)前田弘二監督、瀬戸康史、榮倉奈々、高梨臨、加瀬亮

映画「わたしのハワイの歩きかた」の初日舞台あいさつが6月14日に都内で行われ、出演者の榮倉奈々、高梨臨、瀬戸康史、加瀬亮と前田弘二監督が登壇した。

同作は、主人公の編集者・みのり(榮倉)が毎日のイライラや“このままでいいのかな?”という不安との葛藤から抜け出すため、取材を口実にハワイへ“脱出”。ハワイで、玉のこしを狙ってパーティー三昧をする茜(高梨)や、失敗し続ける青年実業家の勉(瀬戸)、自然を愛する謎の青年・知哉(加瀬)らに出会い、飲んで遊んで恋をして…。息苦しい日常から脱出し、本当に自分が歩きたかった道を見つけていくという爽快感たっぷりの“日常脱出エンターテインメント”。

主演の榮倉は「登場人物のみんながすごく不器用で、だからこそチャーミング。(榮倉が演じる)小山田みのりちゃんは、仲のいい友だちの人生の一部をのぞいているような感覚になる不思議な主人公だなと思って、(台本を読んだときに)ぜひ演じさせてもらいたいなって思いました! そして、きょう初めてお客さまに見ていただけてすごくうれしいです!!」と笑顔であいさつ。

一方、本作の感想を聞かれた加瀬が「本当は、榮倉さんと演じたシーンはこの映画に映っている倍くらいありまして…。映画の都合上なくなってしまい、自分が演じたつもりの映画と(皆さんに)見ていただいた感じが違うので、なんて言ったらいいのか分からないんですけど(笑)」と戸惑いを口にすると、会場から笑いを巻き起こる。

また、「嫌なことやつらいことがあった場合はどのように対処していますか?」という質問に、榮倉は「忘れようと騒いだり、遊んだりもします。あと、この仕事を始めてすてきな先輩に出会うことができて本当に感謝しているんです。(先輩方に)相談すると『私もそういう時があったよ!』って背中を押してくれます。辞めて新しい道を選ぶのも一つの手だけど、続けていて見えることがあると思うから…。せっかくのご縁で始めたことはなるべく続けて、助けてもらったりしながら生きていきたいなって思います!」とみのり同様に人との出会いを通して救われていることが多いと明かす。

最後に、榮倉が「初日を無事に迎えることができてすごくすごくうれしいです。きょうみなさんに見ていただいて、やっと(本作が自分の)手から離れて皆さんのものになるんだなと思うと複雑な気持ちもありますが、もっともっとたくさんの人に見ていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします!」と力強いメッセージで締めくくった。