「続・最後から二番目の恋」ファンミーティングで小泉今日子、中井貴一らがせきららトーク!

2014/06/16 23:55 配信

ドラマ

「続・最後から二番目の恋」ファンミーティングに出席した(左から)安藤優子、飯島直子、小泉今日子、中井貴一、内田有紀

毎週木曜にフジ系で放送中のドラマ「続・最後から二番目の恋」のファンミーティングイベントが6月16日に東京・お台場シネマメディアージュで開催され、出演者の小泉今日子、中井貴一、内田有紀、飯島直子が登壇した。

6月26日(木)の最終回に向けてドラマが盛り上がりを見せる中、イベントでは坂口憲二、内田有紀、飯島直子が選んだ千明(小泉)と和平(中井)によるバトルの名場面が紹介された。坂口が選んだ、結婚式場で千明と和平が引き出物について意見を対立させるシーン(「続・最後から二番目の恋」第1話)を見た小泉は、「(7分近くの場面だが)OAされているのは編集されたもので、本当はもっと長い間、10分以上けんかをしているんですね。限られた時間で収めるために編集でカットしたりするので、本当に『覚え損…』って思うときもたくさんありますね(笑)」と明かした。

一方、内田は「二人のバトルがどんどん深みを増してきて、けんかの呼吸がなんとも言えないんです」と、高級レストランで和平が千明の老眼についてコメントしたことから口げんかがスタートするシーン(シーズン1・第6話)をセレクト。これに対し、中井は「基本的に僕と小泉さんのやりとりっていうのは、ディベートなんですよね。ですから、一つのことに対して右から見るのと左から見るのと、両方とも正論であることを二人で話していて、一番日本人が不得手とするものなんです。これをやった後って、必ず二人の関係がギクシャクするか友達じゃなくなるかっていうことだと思うんだけれど、それができる日本人って、これから必要になってくると思うし、(千明と和平のトークバトルは)それを昭和世代が一生懸命やっているっていうことなんじゃないですかね」と語った。

また、ファンミーティングイベントには、スペシャルゲストとして同ドラマの大ファンだという安藤優子も登場。作品の魅力について、安藤は「(物語の)どうにもならないところや、大人のややこしい感じがすごく好きなんですよ」とコメントし、小泉からの「和平さんを男としてどう思いますか?」という質問には「すごく温かいんだと思うんです。でも、みんなに温かいところがいや!(笑) 優しさの罪と言うんでしょうか。未亡人に温かいって、ちょっと卑怯じゃないですか(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。それに対して中井が「僕のことじゃないですよ!(笑) 最近芝居をやってても、みんなから罵倒されると、俺が罵倒されてるんじゃないかという気持ちにうっすらなってきているんですよ。でも、和平はそれでいいんだと思います」と本心を明かし、会場は笑いの渦に。

さらに、トークは男性の前で泣く女性についての話題に。「女性の涙をどう思うか?」という質問に、飯島は「私、考えたこともないですね。涙でなんとかこの場をやり過ごそうと思ったこともないけど、泣きたいときは泣きます」と答え、同作で演じている典子同様“感情のままに生きる”ような一面を明かした。一方、男性の立場から、中井は「男はね、多分生まれて育ってきた家族構成によりますね。私は家の中が女子ばっかりだったので、女性の涙を何とも思わないんですよ(笑)」とコメントし、会場は“なるほど”といった雰囲気になった。

最後に小泉は「これから10話、11話とOAがあります。意外なことは特に起きないかもしれませんけど(笑)、明日から最終話の撮影が4日~5日間ぶっ続けで始まります。とりあえず、灰になるまで燃え尽きたいと思いますので、楽しみに待っててください!」と、劇中の千明のように男前なコメントで締めくくった。