日本テレビで放送されているドキュメント型オーディションバラエティー「アイドルの穴2014~日テレジェニックを探せ!」最終回の公開収録を兼ねた「日テレジェニック2014発表記者会見」が6月16日に東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で行われ、葉月あや、石岡真衣、前田美里、藤村椿、市川咲、小泉ここの6人が、晴れて日テレジェニック2014に選ばれた。
“日テレジェニック”はこれまで加藤あいや眞鍋かをり、小倉優子らを輩出したグラビアアイドルの登竜門。ことしは34名のグラビアアイドルが参加し、チャットオーディションでの上位22人が4月5日放送の「アイドルの穴2014」の収録に登場。以降、これまで3カ月の間、毎週人気下位の何人かが脱落し、6月14日の放送では日テレジェニック2014の人数が6人と発表され、そこで勝ち残った石岡、市川、小泉、東海林藍、友寄蓮、葉月、藤村、双葉苗、前田、町田みゆう、宮本彩希の11人がこの日の舞台に上がった。
例年、最終ステージで落ちてしまうのは1~3人で、発表もまずは全員控え室にいて、「日テレジェニック」として呼ばれたアイドルだけがステージに上がるスタイルだったが、ことしはこの場で約半分が落選し、また、候補者全員がステージに上がって発表を待ち、勝者と敗者が同じステージに並ぶという過酷なものに。
会場でファンも見守る中、司会の日本テレビ・辻岡義堂アナに呼ばれて11人が50音順にステージに登壇。一人ずつあいさつをした後はいよいよ、最終投票による人気ランキングの結果が良かった順に日テレジェニック2014の発表に。毛利忍プロデューサーから手渡された封筒を開けた辻岡アナから最初に呼ばれたのは葉月。辻岡アナがフルネームを呼び終わる前に「ひゃ~!」と歓声を上げた葉月は「信じられない気持ちです。今までの人生で一番濃い3カ月でした。支えてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました」と喜びを語った。
続いて呼ばれたのは、これまでの人気ランキングの最高位が7位で「呼ばれても5~6位だと思っていたので、心の準備をしていなかった」という石岡。さらに3位は前田美里、4位は藤村椿、5位は市川咲となった。
そして、最後の一人として発表されたのは、小泉。小泉は泣きながら「いままで応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます。これからテレビとか雑誌とかで毎日顔を見せられるような存在になって、ファンの皆さんに恩返しをしていきたいと思います」とコメントした。
その後はステージ上に晴れて日テレジェニック2014になった6人だけが残り、トークを展開。前田が「まだまだここが通過点だと思っていますので、もっとテレビで活躍して輝ける人になりたいと思います」と語るなど、それぞれが今後の抱負を述べた。
また、この6人の中から3人にだけ9月24日(水)発売のソロDVDをリリースできる権利を与えられる「バップ賞」が発表され、葉月、前田、小泉が選ばれた。「アイドルの穴」でグラビアデビューしたという小泉は「DVDを出すのはもちろん初めてになるので、成長した姿を見せられるように頑張ります」と意気込んだ。さらに、公開中の映画「オー!ファーザー」の藤井道人監督の次回作「FIX」('15年公開予定)の出場権も一人に与えられ、先日の「アイドルの穴」の放送で高い演技力を見せたという理由で、小泉が選ばれた。小泉は「信じられないです。演技することは大好きなので全力で挑みたいと思います」と、こちらにも意気込みを見せた。
ここで、「アイドルの穴」のキャップ(司会)・塚地武雅とアシスタントの日テレジェニック2013・浜田由梨が登場。塚地は「皆さん確実に進歩していますし、自分が面白いと思ったことを言っても放送ではほとんどカットされているようなことをこの番組で学んだと思うので、今後バラエティー番組に出るときには強いんじゃないですかね」、浜田は「番組が終わった空虚感や今後の目標などで、受かってからの方がきついと思いますが、この3カ月で得たことがパワーになると思うので、頑張ってください!」とエールを送った。
報道陣からの質疑応答では、昨年も「アイドルの穴」に出演しながら途中で脱落し、ことし見事リベンジを果たした藤村と市川が、「('13年の)リベンジということで、誰よりも日テレジェニックになりたいという気持ちが強かったからだと思う」(藤村)、「去年脱落したのは“何が足りなかったんだろう?”と考えて、1日1日の積み重ねやファンへの感謝が足りなかったと思い、改善できたこと」とそれぞれ勝因を挙げた。また、この3カ月間で一番つらかったこととして、葉月は「(収録のある)毎週月曜日に誰かが脱落して、その子になんて声を掛けてあげていいか分からなかったこと」と話した。
なお、この模様は6月21日(土)の「アイドルの穴2014~日テレジェニックを探せ!」最終回で放送される。
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