NHKにて'16年1月より放送される、三谷幸喜が脚本を務める大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田信繁(幸村)を堺雅人が演じることが決定した。
堺は昨年放送された「半沢直樹」(TBS系)や、「リーガルハイ」('12年、'13年、フジ系)などで立て続けに主演作をヒットさせ、コメディーからシリアスまで多彩な演技を見せ、注目を集めている俳優。NHKでは連続テレビ小説「オードリー」('00年)、BS時代劇「塚原卜伝」('11年)など多数出演し、大河ドラマは「新選組!」('04年)、「篤姫」('08年)に続き3作品目となる。同じく三谷が脚本を担当した「新選組!」では副長・山南敬助を演じ、壮絶な切腹シーンが話題となった。
今回の決定について、堺は「このたび、ドラマ『真田丸』に参加させていただくことになりました。今はまずなによりも三谷幸喜さんの脚本を楽しみにしています。真田信繁について僕は、49年の生涯のうち、最後の1年間に人生の輝きのほとんどが集中しているイメージを持っています。『真田幸村』としてこれだけ有名な人物であるにもかかわらず、大坂城攻防戦以外の大部分の時間が歴史に埋もれている気がするのです。けれども逆にいえば、それだけ想像の余地があるわけで、その空白の時間を三谷さんがどう描くのか、どんな新しい人物像が生まれるのか、楽しみで仕方がありません。撮影はまだまだ先ですが、皆さまと共に戦国時代を旅することを心待ちにしています」とコメントした。
屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーは「堺さんは三谷さんが創りだす真田信繁に真摯に向き合い、命を吹き込み、信繁を“生き”ていただける方です。堺さんが“生きる”信繁を見たいのは、私たちスタッフだけでなく、全国の視聴者のみなさんも同じ気持ちだと強く感じています」と熱く語った。
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