連続テレビ小説「花子とアン」 が恋愛バイブルになる展開に!?

2014/06/19 12:18 配信

芸能一般

次第にひかれていくはな(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)(C)NHK

「赤毛のアン」の翻訳者として知られる村岡花子をモデルに描く、NHK連続テレビ小説「花子とアン」。今週(第12週)では、いよいよ吉高由里子演じるはなが上京して出版社で働き、将来の夫となる村岡英治(鈴木亮平)との恋が描かれていく。

しかも、はなの恋だけでなく、はなの腹心の友・蓮子(仲間由紀恵)の道ならぬ恋、はなの妹・かよ(黒木華)の初恋、さらに英治(鈴木亮平)の弟・郁弥(町田啓太)が登場し、かよにモーションをかけるも撃沈。かよの毅然とした態度も描かれ、ツイッター上でも「かよの動じない姿かっこいー」との声が挙がるなど、本作を手掛ける加賀田透チーフ・プロデューサー(以下CP)が表する「青春群像劇」の様相を濃くしていく。

ではここで、東京編に突入した本作の、人物関係を一度整理してみよう。

まず、はなは英治に再会し、恋心を抱き始める。だが、高梨臨演じる醍醐も英治を慕っており、にわかに三角関係に発展!?と思うが、はなを幼少時から想い続けている甲府の朝市(窪田正孝)の存在も視聴者は気になるはず。

そして、かよに一目惚れをした英治の弟・郁弥、愛のない結婚をした蓮子と嘉納伝助(吉田鋼太郎)、そんな蓮子の前に現われる青年・宮本龍一(中島歩)と、男と女の思いが交錯し、現代とはまた違った姿ではあるが、見ているだけで男女の心の機微が読み取れ、愛の形を学べるストーリーになっていく。

加賀田CPが「15分間の中でも起伏に富んだストーリーにしようと思っていますし、思い切って笑って泣ける、そして見ている人の気持ちを突き動かしたい、そこに踏み込んでいきたい」と語るように、今週末には、思いを募らせたはなが英治へ告白する。そこから特に注目な胸キュンなシーンが待っているのだが、そんな初恋も一筋縄ではいかず、はなも英治も苦悩し、醍醐ははなに宣戦布告。加えて燃えるような恋に憧れる蓮子も本当の愛を見い出す予兆を見せ、かよと郁弥の距離も近づいたり…とそれぞれが出す、ドロドロな恋愛の回答は見ものだ。

そんな「花子とアン」の恋まみれモードは、7月上旬放送まで続いていく。