今夜、最終回を迎える二宮和也主演ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)が、無事クランクアップを迎えた。
この日収録されたのは、卒業式の日、二宮演じる青志先生が部室で野球部のメンバーに一人ずつ言葉を贈るシーン。いつものにぎやかな雰囲気とは一転、スタジオ内は静まり返り、緊張感に包まれていた。リハーサルなしで本番一発勝負。青志先生が、一人一人の名前を呼んで温かいメッセージを伝えると、涙を流す生徒が続出した。二宮の赤くなった目からも涙があふれていた。二宮の心のこもったアドリブを交えながら、20分以上に及ぶ長回しの撮影が終了した。
その後は、喫茶店・サザンウインドで年越しパーティーを行うシーンを収録。楽しくジュースで乾杯するシーンを撮り終え、ついにクランクアップ。スタジオ内には嵐の「GUTS!」が鳴り響き、二宮は出演者の目を見ながら、がっちりと握手をして花束を手渡していく。福士蒼汰、有村架純、中島裕翔、山崎賢人、本郷奏多、間宮祥太朗、桜田通、鈴木勝大、柳俊太郎、平岡拓真、阿久津愼太郎ら野球部メンバーのほか、麻生久美子、薬師丸ひろ子、荒川良々、光石研らもクランクアップ。最後に二宮の名前が呼ばれると、部員たちからは「監督~!」と大声援が上がった。
二宮は「お疲れさまです! 3カ月ちょいですか、ドラマをやらせていただきまして。自分自身3年ほどブランクがありまして、久々のドラマでしたが、それでもすごく楽しくやれたのは、やはり演者の皆さま、スタッフの皆さまのお力添えがあったからなのかなと思っています。本当に楽しくやれた現場ですし、自分のやりたいことだったり、こうなったらいいなということをどんどん具現化していく作業が本当に面白くて、またいつかドラマっていうものに触れてみたいなという作品になったと思っています。本当に3カ月間お世話になりました! ありがとうございました!」とあいさつ。あいさつを終えると有村架純から花束を受け取り、がっちりと握手した。
その後、6月17日が誕生日の二宮和也と麻生久美子へ、プレゼントが渡された。温かい雰囲気に包まれて、二宮は3年半ぶりに出演したドラマの撮影に幕を閉じた。
今夜9:00から放送される最終回では初秋を迎え、野球部を引退した赤岩(福士)ら3年生が受験勉強に励む。一方、青志(二宮)は引き続き野球部の指導に当たるが、5人しか残っていない部員たちを見て思い悩む。そんな中、堂学の練習を見学に行った青志は、谷内田(市川海老蔵)と再会する。(文中の「山崎賢人」の「崎」は正しくは「大」の部分が「立」、「柳俊太郎」の「柳」は旧字体)
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