今夏放送予定が予定されている米倉涼子主演のスペシャルドラマ「アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子」に、岩下志麻が出演することに決定した。岩下は、'04年に紫綬褒章、'12年に旭日小綬章を受章している大ベテラン女優。民放のテレビドラマへの出演は昨年の「相棒 season12」(テレビ朝日系)にゲスト出演して以来、フジテレビ出演は'04年の「あゝ離婚式」以来となる。岩下の今回の役どころは中国人マフィアの女ボス・劉英麗(りゅう・えいれい)。米倉との共演は、今回が初めてとなる。
本作の見どころの一つに米倉涼子VS岩下志麻のファッション対決が挙げられる。米倉演じるのは組織犯罪対策課=通称マル暴の女性刑事・八神瑛子(やがみ・えいこ)。普通の刑事からは想像できないほど、ファッショナブルな出で立ちをしており、自慢の脚線美を惜しみなく披露している。瑛子は裏社会とつながっており、そこからの情報源を頼りに悪を成敗していく。日本の裏社会だけではなく、日本で活動する外国人ともつながっており、劉英麗とは親しい関係で、英麗が依頼する在日中国人の悪党を成敗する仕事を、個人的に請け負っている。その代償として、刑事としての事件解決のための情報を英麗からもらう、という関係性だ。その英麗がまた、瑛子に勝るとも劣らずのファッショナブルな女性で、あるときはチャイナドレス、あるときはゴージャスなイブニングドレス、さらには高価な宝石類を身にまとう。世代の違う二大美人女優の華麗なる共演が実現する。
初共演となる互いの印象を米倉は「“ザ・女優”ってこういう方のことを言うんだと感じました。何とも言えないオーラというか、女優という演じる仕事を第一に考える姿勢がすごくて、すべての時間は演じることだけに使うという感じでしたね」とコメント。一方、岩下は「華があってチャーミングですてきな女優さんです。爽やかで軽やかでとにかくスタイルが抜群。“こんなスタイルでいらっしゃるには何を食べているのかしら”と思いましたね。日本人離れした体形で足は長いしうらやましいです」と語っている。
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