TBS系にて7月7日(月)からスタートするドラマ「ペテロの葬列」の制作発表会が7月4日に東京・赤坂のTBSにて行われ、小泉孝太郎、長谷川京子、国仲涼子が登壇した。同作は宮部みゆき原作のサラリーマン探偵「杉村三郎」シリーズをドラマ化したもので、'13年の「名もなき毒」(TBS系)に続く映像化第2弾として放送される。物語は、小泉演じる主人公・杉村三郎がバスジャック事件に巻き込まれるところから始まり、さまざまな事件が起きていくサスペンスドラマ。
杉村三郎役の小泉は「杉村は『願いがかなうならもう一度やってみたいな』と思っていた役です。彼だったらいつでも演じることができると思っていました」と話し「杉村は前作と比べて少したくましくなったように感じました。ただ主役だけど積極的な性格じゃないので存在が目立たないように演じています」と役作りのポイントを明かした。
今作から登場する間野京子を演じる長谷川は「2作目から新たに出演できたことがうれしいですね。ドラマのポスターを見ると出演者の豪華さにいつも驚かせられています」と本作出演の喜びを語った。
杉村菜穂子を演じる国仲は「菜穂子の住んでいる家のセットに毎回驚かされますね。『こんな家に住める人ってどんだけお金持ちなんだろう』って思えるぐらい豪華なんです。前作の引っ越しシーンでのせりふで杉村に『家どうする? 置いておく?』っていうすごく軽いせりふがあるんですよ! 本当に菜穂子みたいな金銭感覚にはならないようにしたいと思います(笑)」と話し、小泉と笑い合う姿も。
また、「撮影現場でのエピソードはありますか?」との質問に小泉は「1話のシーンはほぼ路線バスです。何日も同じセットでの撮影を行ったので、僕を含め出演しているみんながぐったりしているんですけどムロツヨシくんだけ太りました(笑)。とにかくリアルに疲れている姿が見られると思います!」と回答。国仲は「撮影の合間に小泉さんが私の耳元で『間野さん(長谷川)に会いたいな』ってつぶやくんですよ! 信じられないですよね。一応夫婦役を演じているので、『こんなことなんで言うの!?』って思いましたね(笑)」と撮影の裏話を明かし、会場から笑いを誘った。
さらに「うそにまつわるエピソードはありますか?」という問いに小泉は「正直に言いますけど、20代前半の頃は父親(元・内閣総理大臣の小泉純一郎)の存在を邪魔に思ったり、合コンをした場合に名字を名乗りたくなかったりした時もありましたよ! 『僕は関係ないです。違う小泉です!』って言いながら楽しんでいた頃を思い出しました」、長谷川は「若い頃、親に黙って夜遊びしていたエピソードもありますが、最近だと子供と買い物に行くときに『おもちゃ買って』ってだだこねられると『ママはお金全然持ってないよ~』っていううそをついています(笑)」、国仲は「エイプリルフールになにかうそをつきたくて、『妊娠しちゃった』っていうメールを女友達に送ってしまったことがあって、それが沖縄に住んでいる友達にも伝わったりと結構取り返しのつかないことになってしまったことがあります(笑)。さすがに後悔しましたね」とそれぞれ予想以上に衝撃的なエピソードが明かされ、終始笑いの絶えない会見となった。
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