EXILE・AKIRA主演のドラマ「GTO」の新シリーズが、いよいよ7月8日(火)に始まる。連続ドラマとしては'12年7月以来2度目で、この間スペシャル版も3度放送された。これまでの東京・吉祥寺から鬼塚(AKIRA)の地元・湘南へと舞台を移し、「命の大切さ」をテーマに鬼塚の奮闘と生徒たちの成長を描いていく。
今作では演出に映画監督の飯塚健氏を起用。飯塚氏は映画「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」('11年)や「大人ドロップ」('14年)などを手掛けた注目の若手監督で、全国ネット、プライムタイムでの連続ドラマの演出は初挑戦となる。その演出方法にも注目が集まる中、第1話ではある1日の朝から夕方までをワンカットで撮影する「長回し」のシーンが登場。「プレッシャーがすご過ぎた」という撮影当日を、AKIRAと共演者の比嘉愛未が振り返ってくれた。
AKIRA「僕たちと生徒やスタッフさんのタイミング、全部が合わないないと成立しないシーンでした。プレッシャーがすご過ぎて、現場内で渦巻いているみんなの緊張感がすごかったです」
比嘉「学校中に緊張感が漂っていましたもんね」
AKIRA「朝、僕とほなみ先生(比嘉)の会話シーンから生徒のシーンになり、昼休みの会話になる。最後は照明も変えて、夕方に先生たちが飲みに行こうかって話しているシーンまでを1カットで撮影しました。本番を撮影している途中で、着替えまであったんですよ。リハーサルを入念に繰り返したのに、あまりの緊張で…。全然間違えないところなのに間違えてしまったり、カメラマンさんが抜けたところで、よし、抜けた!って思っていたら安心してせりふが飛んじゃったりとか(笑)」
比嘉「カメラマンさんも、クレーンで2階から1階に降りていく撮影方法だったんですよね。いろんなことに気を回さなきゃいけなくて。あれはシビれましたね!!」
AKIRA「途中、僕はワカメスープをかぶるシーンもあって…」
比嘉「あのときは、何回もかぶってましたよね?」
AKIRA「そのたびに衣装さんに乾かしてもらわないといけないから、プレッシャーもすごくあったんですよ。失敗できないぞ!みたいな」
比嘉「朝の9時からリハーサルして、終わったのは夕方。監督のこだわりももちろん、それに付いていくスタッフの皆さんもすごかった! 一気に絆が深まりましたよね。みんなでハイタッチして」
AKIRA「クランクアップみたいな雰囲気でした! 監督がリアリティーを追求される方なので、今後もこういう撮影があるかもしれないですね」
今作は女子生徒の妊娠、命をないがしろにする不登校児や過激化するイジメ問題などの新たな問題が鬼塚に降りかかる。飯塚ワールドで描かれる新しい「GTO」に期待だ。
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