KAT-TUNの約2年半ぶりとなるライブツアー、「KAT-TUN LIVE TOUR 2014 come Here」が8日、東京国際フォーラムで初日を迎えた。4人体制になってから初めてのツアーを行うKAT-TUN。本番前の記者会見で、亀梨和也は「2年半ぶりにファンに会えるのが一番大きい。一方的な“come Here”ではなく、みなさんに想いを届けつつ、つなげていけたら」と笑顔を見せた。
東京国際フォーラムは12年前、Jr.時代に初めて単独公演を行った原点とも言える場所とあって、4人とも思い入れが強い様子。亀梨は「同じ楽屋を使わせてもらってます。懐かしいよね」、田口淳之介は「通路とか覚えているのだよね。うれしいよね。戻ってきたという感じがする」と共に12年前の記憶をたどると、中丸雄一も「感慨深いです。リハーサルのとき、そででみんなのソロ見ていたら、12年前の映像が蘇って泣きそうになりました。頼もしいというか」、上田竜也は「今日は忘れられない一日になると思う」と強い思いをのぞかせた。
2006年のデビュー後、ドームなど大きな会場でコンサートをすることが多かったKAT-TUNだが、東京国際フォーラムの収容人数は約5000人と少ない。亀梨は「今まで東京ドームとかでやらせてもらってきて、どう感じるのかなと思ったら、12年前より広く感じる。もっとできることがあったのだというのが、12年前より見れてるし、やれています。ステージでの見せ方が普段とは違います」と今ツアーの演出にも触れ、上田も「精密さがある。自分たちの考えで動いてます」と、いつもと違ったKAT-TUNのステージが見られそうだ。また今回、12年前はできなかった火花が上がる舞台効果が使えるようになり、「当時は、自分らで口で『バンッ!』ってやってました」(亀梨)、「(火花を上げる舞台効果を)先輩たちがやってて、Jr.のときあこがれてた」(中丸)と昔の裏話も飛び出した。
今回の見どころは「すべて」という亀梨。それに対し、「しいて言えば僕のソロ」と笑いを誘った田口だったが、「ないないナイアガラ」という自らのギャグで亀梨に逆襲に遭い、会場がどっと沸く場面も。
「KAT-TUN LIVE TOUR 2014 come Here」は、大みそかの大阪・京セラドームでのカウントダウンライブまで、日本全国10都市23公演行われる。
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