7月に入り、いよいよ夏ドラマの季節がスタート。スタート間近の新ドラマから、作品をより楽しめるトリビアや現場ネタを、見どころと合わせて紹介!
Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演を務める「信長のシェフ」(テレビ朝日系)は、戦国時代にタイムスリップした平成のシェフ・ケン(玉森)が、織田信長の料理人として生き抜く姿を描く時代劇の第2弾。“夏ドラマ”の今作だが、クランクインしたのは何と冬! 撮影は長期にわたって行われ、極寒の京都での撮影には玉森も苦労したそう。料理を作るシーンで手が冷え切ってしまった玉森は、ストーブのある部屋で休憩することに。共演の志田未来が玉森を気遣い、ストーブの火を強くしようとしたところ、勢いがつき過ぎてしまい、2人そろって飛び跳ねる火の粉を避ける一幕も…。苦労のかいあって、劇中では冬から夏に移り変わる様子も描かれているので、季節をまたいだ映像の美しさにも注目だ。
武井咲がIQ150の天才監察医を演じる「ゼロの真実~監察医・松本真央~」(テレビ朝日系)は、遺体解剖の現場を舞台にした法医学ドラマ。武井が演じる監察医・真央は、他人に興味がない変わり者だが、その振る舞いの中でも個性的なのは、考え事をするときに行う“逆立ち”。打ち合わせのときに逆立ちにチャレンジすることになった武井は、久々の逆立ちだったため「絶対に足を持っていてください!」と不安を見せていたそう。ところが、練習を積み重ねた武井は、ドラマの本番収録でパーフェクトな逆立ちを披露! スタッフもさまざまな角度から逆立ち姿をカメラに収め、武井は「撮影が終わるころにはプロになっているかも知れません!」と笑顔を見せていた。
藤原竜也と岡田将生がバディを演じる「ST赤と白の捜査ファイル」(日本テレビ系)は、個性派メンバーがそろう警視庁科学特捜班の活躍を描く異色の刑事ドラマ。一緒に撮影するシーンが多い藤原と岡田だが、ある日の収録で、岡田が藤原をギュっと抱き締めるシーンを撮影。電話の音に驚いた百合根(岡田)が、思わず赤城(藤原)に抱きついてしまう場面で、スタッフから「正面から恋人のように!」と指示された2人は、苦笑いを浮かべながらも密着し続けていた。
柴門ふみ原作の「同窓生~人は、三度、恋をする~」(TBS系)は、井浦新・稲森いずみ・板谷由夏・松岡昌宏が出演する大人のラブストーリー。中学生のころ恋人同士だった健太(井浦)&あけひ(稲森)が同窓会で再会するシーンで、稲森が井浦の口に寿司を突っ込む場面を撮影。本番前、シャリの量が多くなり過ぎないよう気にするスタッフに、井浦は「大丈夫です!」と強気発言。ところが、そのシーンは無事に撮影できたものの、寿司をくわえた井浦の姿がツボにハマってしまい、稲森が笑いをこらえきれなくなるトラブルが…。
放送スタートに向けて、着々と撮影が進められている夏ドラマ。劇中でもオフでも奮闘する主役たちから、この夏は目が離せない!
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