7月5日、東京・Zepp DiverCity Tokyoにて、ワンマンツアー「7つの秘宝を探す冒険2014」ファイナルを迎えたロックバンド・グッドモーニングアメリカをご存じだろうか。
現在、フジテレビにて放送中のアニメ「ドラゴンボール改」のエンディングデーマ「拝啓、ツラツストラ」を担当するバンドで、今回行われた同曲を引っさげたツアーも、全会場のチケットがSOLDOUTするほどの人気と実力を兼ね備えた、14年下半期注目の存在だ。
この日演奏された楽曲は、「空ばかり見ていた」「少年」「マリオネット演者ノ詩」をはじめ「喝采」「メロディ」など、聴けて良かった、涙した、というつぶやきがTwiterに上がるなど、ファンにとっては神がかったセットリストだったことが伺えるが、彼らの真骨頂はベース＆パフォーマンス担当・たなしんが引っ張るそのパフォーマンス。
登場こそ「北斗の拳」のケンシロウ姿だったたなしんだが、アンコールではしっかり「ドラゴンボール」の道着を模した衣装をまとい登場。アニメで声優を務める野沢雅子の音声で悟空と悟飯の掛け合いも流れ、”7つのドラゴンボール”が会場に集まり、”神龍”が降臨する演出も展開。バリバリのロックバンドでありながら、このたなしんの存在が、ファンにとっては身近に感じるようで「たなしん、かわいい」「きょうのライブも超笑ったー」「次はたなしん、どこから登場？」などの声がTwiter上で見受けられた。演奏ではクールにカッコ良く、しかしMCではふざけたり寸劇も入れてみたりと、可愛らしさとのギャップが彼らの魅力と言えるようだ。
確かな演奏、ちょっと奇妙な存在・たなしん、凝った演出と三拍子揃った（？）彼らは、エンタメ誌の「ロックバンド最新勢力図」特集でも名前が挙がっていたほど。この夏も「ROCK IN JAPAN FES2014」や「めざましライブ」など精力的にライブ活動を行う予定なので、恐らく短パン一丁になるであろう、たなしんの姿だけでもご確認いただきたい。きっと、いつの間にか「いつでも短パン、キモくない！夜でもグラサン、見えてない！これでもギリギリ、ゲイじゃない！」と叫ぶたなしんのコールアンドレスポンスを覚えていること間違いなし!?
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