7月14日(月)よる9時から放送される「HERO」(フジ系)。2001年に型破りな検事、久利生公平をSMAPの木村拓哉が演じ、大ヒットしたドラマの続編とあって、13年経った今回、大きな期待が寄せられている。
13年前は、久利生の着ているキャメル色のダウンジャケットや「よろしこ」という久利生のセリフが流行ったり、主題歌のヒット、検事を目指す若者が増えたという話もあったりと、社会現象といっても過言ではないほど、世間の話題をさらっていた。
それは視聴率を見れば一目瞭然。全11話で30%を切った回はなく、最終回は36.8%をたたき出したのだ。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
そんな話題作が13年ぶりに帰ってくる。主演の久利生を演じるのはもちろん木村拓哉。しかし、久利生が働く城西支部メンバーは、小日向文世演じる末次隆之、八嶋智人演じる遠藤賢司ら以外は新メンバーで、久利生のよき相棒だった松たか子演じる雨宮舞子らの姿はない。
そんな新生・城西支部だが、「2014年ならではの、時間を過ごした久利生」(木村)中心に集まったキャストは、北川景子、濱田岳、杉本哲太、松重豊ら実力派が顔をそろえる。そして彼らが口にするのは「チームワークのよさ」である。「年齢はバラバラなんですけど、クラスメートみたい」と木村。今回、新たに久利生の相棒を演じる北川も「座長についていきながら撮影をしています。ひとつのチームとしての作品になっている」と自信たっぷりだ。前シリーズから出演している角野卓造は物語上、昇進したため城西支部でなくなったが、「楽しそうでうらやましい、寂しい」と本音がポロリ。また、キャスト同士でグループメールのやりとりを頻繁にしているようで、その仲の良さがよく分かる。
さらに、前回脇役として存在感を出していた、「あるよ」しか言わないバーのマスターは健在。また、城西支部の入り口に立っていた正名僕蔵演じるメガネ姿の守衛は、久利生に憧れ事務官として城西支部メンバー入りを果たしている。
加えて、前回はダウンジャケットがトレードマークだったが、今回の舞台は夏。そのファッションにも注目したいところ。
“時代は変わった。この男はどうだ”というキャッチコピーの2014年版「HERO」。13年間という時は、変わるものもあれば、変わらない部分もある。まさにキャストがその通りであるが、その変化を木村は「みなさんにジャッジしてほしい」と話す。
久利生を中心とした新生・城西支部が、この夏どんな活躍を見せてくれるのか。「HERO」は初回30分拡大で14日(月)よる9時よりスタートする。
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