富士山頂の寒さを体験! 松下奈緒が冷凍倉庫で撮影!?

2014/07/16 21:35 配信

ドラマ

新ドラマ「芙蓉の人」で夫婦を演じる(左から)松下奈緒と佐藤隆太

NHK総合で7月26日(土)から放送が始まる土曜ドラマ「芙蓉の人~富士山頂の妻」の取材会が行われ、出演する松下奈緒と佐藤隆太が登場し、撮影のエピソードやドラマの見どころを語った。

本作は、明治28(1895)年、富士山頂に私設気象観測所を造り、ひと冬こもって観測を行った野中到と、妻の千代子の実話を基にした物語。千代子は単身観測に向かった夫を援助するため、共に山頂にこもる計画を立て、決行する。前人未踏の真冬の富士山頂で、二人は寒さと高山病に苦しみながら観測を行う。

到の妻・千代子を演じる主演の松下は、ドラマの見どころを「明治時代がテーマになっております。そこで生きた女性や男性、彼らを支え合った家族、夫婦の姿に、現代にもつながる部分がたくさんあると思います。それがあるからこそ、今のわたしたちがあるのかなと思いました。演じていることもすごく楽しくて、到さんの奥さんをやっていて良かったなと感じています」と語った。

到役の佐藤は「今回、実在の人物、そして国のために富士山頂で気象観測に初めて挑戦した方を演じるというのは身が引き締まる思いです。チャレンジングなことがいっぱいあるんですけれども、役者としてこの作品に参加できることを、幸せに感じています」と喜びをあらわにした。

今後、富士山頂のリアルな寒さを体感するため、冷凍倉庫の中一週間にわたって撮影が行われる。松下は「ちょっと楽しみでもあり、怖さもあるのですけれども、千代子と到がそこでどういう生活をして、どういう気持ちになったのか、リアルに何かを再現できたり感じたりできるのではないかと期待しています。二人の愛の形がどういうふうに作られていくのか、一つの見どころになると思います」と意欲十分。

また、「マイナス10度の中でやってみたいことは?」という質問に松下は「シャボン玉をやってみたいです。パッと面白い割れ方をするらしいです。余裕があればやってみたいですね」と回答。それに対して佐藤は「濡らしたタオル振り回してみましょうよ。でも時間の余裕ないから、怒られそうですね。『早く撮影やりますよ!』って(笑)」と自らにツッコミを入れつつコメントした。