和風ホラー「零」にSeventeen美少女モデルが恐怖!

2014/07/17 21:56 配信

映画

「零」の新作&メディアミックスを発表(写真左から、菊地啓介氏、樹林伸氏、宮本茂氏、襟川陽一氏、襟川恵子氏、角川歴彦氏、井上伸一郎氏、中条あやみ、森川葵、安里麻里監督)

人気ホラーゲーム「零」シリーズの最新作と映画「劇場版 零~ゼロ~」をはじめとするメディアミックス発表会が7月17日に都内で行われ、映画に出演する中条あやみ、森川葵らが登壇した。

今回発表されたのは、シリーズ累計130万本を越える人気ゲーム「零」の最新作で、任天堂とコーエーテクモゲームスが共同で開発した「零 ~濡鴉ノ巫女~」。怨霊を封じ込めるカメラ“射影機”を手に謎を解く和風ホラーアドベンチャーで、染み入り、這い上がってくるような不安、焦燥感、孤独感といった恐怖を体験できる作品となっている。コーエーテクモゲームスの菊地啓介プロデューサーは「今作では“水に濡れること”の恐怖を表現しました」とアピール。一方、任天堂の宮本茂氏は「実は恐いのは好きじゃなくて…。今まで作ったゲームの中で一番恐いのが『ルイージマンション』です(笑)」と告白した。

さらにメディアミックス展開として、「多重人格探偵サイコ」の原作者である大塚英志による小説「零~ゼロ~女の子だけがかかる呪い」、「金田一少年の事件簿」や「神の雫」の原作者として活躍する樹林伸の原作によるコミック「零 影巫女」、サミュエル・ハディダが制作を担当する「零」のハリウッド映画「FATAL FRAME」の制作も発表された。

小説版を原作とする映画「劇場版 零~ゼロ~」から、共に雑誌「Seventeen」のモデルとして活躍する中条あやみ&森川葵、監督の安里麻里が登場。ある女学園で起こった連続失踪事件と、古くから伝わる“深夜零時の呪い”にまつわる恐怖を描く今作について、安里は「“美少女ホラー”というところを大事に作り上げました。少女とか、水とか、美しいのに恐いものを描いています。水を使う撮影は大変でしたけど(笑)」と解説。また、学園のカリスマ的存在・アヤを演じる中条は「毎日監督に怒られながらも楽しく撮影していました(笑)。謎めいたクールビューティーな役なんですけど、私はクールビューティーじゃないので…(笑)」と撮影を振り返った。そして、失踪事件に怯える少女・ミチを演じる森川は「フィルムで撮影しているので、映像がとても綺麗です。さっきゲームの映像を見たんですけど、予想以上に怖くて(中条と)二人でギュッてしてました(笑)」と笑顔で語った。

9月のゲーム発売&映画公開に向けて、さまざまな展開を見せていく「零」シリーズ。暑い夏と残暑を吹き飛ばしてくれそうな、恐怖が味わえる和風ホラーに注目だ。

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