(【前編】から続く)5月に新体制になった10人組アイドル・さくら学院のメンバー・菊地最愛、野津友那乃、倉島颯良、岡田愛の4人によるインタビューの後編。
――それでは、みんなのことしのさくら学院としての目標は?
野津「最愛と(水野)由結はBABYMETALの活動でさくら学院のリハに参加できないこともあるし、二人は8月2日(土)、3日(日)に行われる今回の『東京アイドルフェスティバル』(TIF)にも出られないんですよ。そんなとき、中学3年生は華と私しかいないので、みんなをまとめたり、下級生の意見をちゃんと聞いてあげたりしたいです。みんなを引っ張っていけるようになりたいです」
倉島「まだまだ覚えることがたくさんあるので、転入生だからと甘えず、みんなについていきたいです」
岡田「父兄さん(ファン)に『愛を届けたい』です。それには、まずさくら学院に私がいるということを知ってもらいたいです。そして、歌やダンスのレッスンを頑張って、先輩たちに追いつきたいです」
菊地「もっと父兄さんと近くなりたいです。さくら学院は握手会は開催していないんですけど、いままでも父兄さんと一緒に旗を振ったりして心を一つにしたりはしているので、今後はもっと父兄さんと一緒に楽しめるようなステージにしていきたいです。そして、さくら学院が父兄さんたちの笑顔の源になれたらうれしいです」
――さくら学院にはそういった個性があるんですね! 菊地さんと野津さんは「TIF」や「女の子図鑑」で“対バン”ライブも経験していますが、他のアイドルを見て感じることはありますか?
菊地「とにかくみんな細くて白くてかわいいです! なんか、ファン目線でいつも見てしまいます!!」
野津「私は℃-uteの矢島舞美ちゃんが好きなんですけど、℃-uteに限らず、ハロー!プロジェクトのアイドルはみんなライブでお客さんを盛り上げるのが上手で、観客と一体化していると思います。もちろんさくら学院にも他のアイドルにないいいところはあるんですけど、『こんな盛り上げ方もあるんだ』と勉強になりますし、父兄さんともっと一体化できたらなと思います」
――入学したばかりですが、岡田さんと倉島さんの将来的な目標は?
岡田「私は女優さんになりたいです。見ている方がみんな笑顔になって喜んでくれるような演技ができるようになりたいです。武井咲さんが目標です」
倉島「私は歌って踊れるマジシャンです。マジックで子供から大人までを驚かせて、喜んでもらいたいので、いまはいろんなマジックを勉強しています。『転入式』でもスティックを浮かせるマジックを披露しました」
岡田「私は颯良ちゃんのカードマジックを見たことがあるんですけど、本当にすごくて、『えっ、これどうなってるの!?』と驚きました」
――では、今後のライブでもどんどん披露されるかもしれませんね!
倉島「はい! 失敗しないように頑張ります!!」
――芸能界にも慣れてきた上級生の二人は、どんな目標を持っていますか?
野津「小さいころは看護師だったりCA(客室乗務員)だったりモデルだったりと、なりたい職業がいろいろあったのですが、成長するにつれて現実を知って(笑)、『自分て一体何になりたんだろう?』と思うこともあります。だけど、大地真央さんや事務所の大先輩の深津絵里さんの演技を見て心を動かされたので、お二方のような見る人の心を動かせるような女優さんに憧れています」
――児童役でレギュラー出演されていたドラマ「ハガネの女 Season2」('11年、テレビ朝日系)の、特に第4話(野津が問題を起こすメーンの回)では活躍されていたじゃないですか!
野津「いや、自分の演技が下手過ぎて思い出すのも嫌なんですよ! 初めての演技で、11歳ということもあってせりふをあまり覚えていなくて、棒読みになってしまって…。トラウマになっています…」
――そんなことなかったと思いますよ!
野津「そうですか!? それなら良かったです。そのころはまだ女優になりたいと思っていたわけではなく、オーディションがあったので受けたら受かったという感じでした。でも、それ以降、普段とは違う自分になれたりすることが面白くて、お芝居することがどんどん楽しくなっていきました」
――菊地さんはいかがですか?
菊地「私はまだいろいろ悩んでいるところです。小さいころから『きらりんレボルーション』の主人公・月島きらりにずっとなりたいと思っていたので、声優にもチャレンジしたいと思っています。もし、芸能界にいなかったら薬剤師になりたいです。私、ファミリーレストランとかでテーブルに置いてある調味料を混ぜるのが好きなんですよ!」
――それは調合するのが好きだということ?
菊地「そうです!(笑)」
――では、皆さんのこの夏にやってみたいことは?
菊地「毎年アイスクリームを食べ過ぎでおなかをこわしているので、アイスの食べ過ぎには注意します! あと、BABYMETALの活動でアメリカに行くのですが、離れていても気持ちはつながっているように、毎日さくら学院のことを考えていたいです」
野津「一応、受験生でして…(笑)。私は何の資格も持っていないので、ことし中には英検(実用英語技能検定)3級を取れるように勉強を頑張ります!」
倉島「私は忘れっぽいので、これまでのレッスンで学んだことを忘れないようにすることです。あと、あまりプールに行ったことがないので、屋外だと焼けてしまうから屋内プールに遊びに行きたいです!」
岡田「私はほとんど泳げないので、25m泳げるようになりたいです!」
――最後に読者へメッセージをお願いします!
岡田「まだまだ分からないことがいっぱいあるのですが、まず『TIF』までに他のみんなに追いついて、夏休みのライブでは父兄さんに成長した姿をお見せしたいと思います」
倉島「『TIF』には最愛ちゃんと由結ちゃんがいないけど、いなくても最高のパフォーマンスを父兄さんに見てもらいたいし、最愛ちゃんと由結ちゃんにも見てもらいたいので、これからレッスンを頑張ります!」
野津「ことしは昨年度からメンバーが2人減って10人になりましたが、人数が少なくなった分パフォーマンスのレベルが落ちたと思われたくないし、『ことしのさくら学院もよかった!』と思ってもらえるようにみんなを支えて頑張っていきたいです」
菊地「校長先生(倉本美津留)や担任の先生(森ハヤシ)には『ことしはちょっと若いね』と言われていて、確かに声が初々しくなっているなど昨年度に比べると迫力は劣っているかもしれませんが、これからことしのさくら学院の良さをいっぱい出していくので、皆さん応援よろしくお願いします!」
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