NHK BSプレミアムで8月3日(日)にスタートするプレミアムドラマ「そこをなんとか2」の第1話試写と記者会見が7月24日に同局で行われ、出演者の本仮屋ユイカ、市川猿之助、井上芳雄が登壇した。
同作は麻生みことの漫画を原作に、キャバクラで働きながら一攫千金を夢見て弁護士になった改世楽子(本仮屋)が悪戦苦闘しながら成長する姿を描くヒューマンドラマの続編。前作('12年)から2年が経ち、楽子が働いている菅原事務所は、1年前に東海林(市川)が他事務所に移籍したことによって経営危機に陥る。そんな事務所に元検事のイケメン弁護士・西別府(井上)が加入することに。さらに、楽子が兄弁と慕っていた東海林がロンドンの事務所に転勤する。
会見に臨んだ本仮屋は「また自分のことを“改世楽子です”と言えて、しかも『パート2をやります』って報告できることがうれしくて、感動しています」と笑顔で語った。続けて、楽子の役柄に対して「似ているところがたくさんありますが、私がなりたいとんちんかんな女の子の憧れと幸せが詰まっている役なので、演じている時間が本当に充実していました」と弾むように話した。
また、共演した市川について「東海林先生の出番が今回少なくて、東海林先生と言う存在が作品にとっても改世楽子、本仮屋ユイカにとっても要の人だったと心の底から思いました。また、こうして兄弁と後輩の立場でお芝居できたのが最高でした」と明かし、隣に座っている市川も終始笑顔で話を聞いていた。一方、新キャラの西別府を演じた井上については「大らかで優しい先生がいつも支えてくださったので、全部の撮影を走りきることができたなと思っています」と述べた。
さらに、「楽子の決めぜりふ『そこをなんとか』で気に入っているシーンは?」という記者からの質問に対して「私以外で西別府先生が言うシーンがあって、そこが気に入っています。それに対しての久保田(MEGUMI)さんの冷静なツッコミが面白い」と見どころを語った。
そして、楽子のコミカルな動きが今作でも顕在しており、「動きが激しくて、浮遊するシーンは気持ちよさそうに映っていますけど、毎回捻挫して、弁護士役なのに生傷やあざが絶えなかった」と苦労話も告白した。
最後に作品の出来について「自己評価は百点満点です! 大満足しています。もし、お見合いするなら、このDVDを持っていって、“これが私です”っていうぐらいです。私らしさを詰め込んだ一作になっていると思います」と語り、確かな手応えを感じている様子を見せた。
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