リオ五輪へ向けた新戦術も! 木村沙織ら女子バレー“火の鳥NIPPON”が「ワールドグランプリ壮行会」に登場!!

2014/07/26 05:02 配信

芸能一般

壮行会の登場した(前列左から)宮下、中道、江端、木村、眞鍋監督、新鍋、長岡、佐野、(後列左から)筒井、井上、大野、石井、山口、石田、内瀬戸

8月1日(金)から世界各地で予選ラウンドが、20日(水)から東京・有明コロシアムで決勝ラウンドが行われる「女子バレーボル FIVBワールドグランプリ2014」の壮行会が7月25日に、東京・台場で開催中のイベント「お台場新大陸」内のグレートサマースタジアムで行われ、日本代表“火の鳥NIPPON”のキャプテン・木村沙織をはじめとする選手一同と眞鍋政義監督らが登場した。

同大会は28チームが参加し、まず予選ラウンドを戦い、上位5カ国と開催国の日本が東京での決勝ラウンドで世界一を争うもの。決勝ラウンド進出が決定している日本だが、予選ラウンドにも参加し、トルコ・アンマン、中国・香港、マカオでトルコ、中国、韓国などと対戦し、その後、ホームで強豪5カ国を迎え撃つ。

壮行会はフジテレビ・竹下陽平アナの司会でスタート。まず、元オリンピック代表プレーヤーの川合俊一と大山加奈が登壇した。川合は「('12年ロンドン五輪を終え)去年(発足した新チーム)は新しいメンバーが入ってきて、いろいろ試したりしたけど、ことしからは次の('16年リオデジャネイロ)オリンピックで戦うメンバーをビシッと選ばなければいけない」と、この大会の持つ重要な意義を強調した。

続いて、いよいよ日本代表選手がそれぞれサインボールを持って一人ずつ登場。サインボールを客席に投げ入れると大歓声が上がる中、長岡望悠、中道瞳、木村沙織、佐野優子、山口舞、石田瑞穂、石井優希、新鍋理沙、江畑幸子、大野果奈、筒井さやか、宮下遥、内瀬戸真実、井上愛里沙の14選手と眞鍋監督が登壇した。

ロンドン五輪で銅メダルを獲得して日本中に感動を与え、現在もブラジル、アメリカに次いで世界ランキング3位の日本。眞鍋監督は「ことしこそはぜひ“世界一”に挑戦したいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」とあいさつ。続けて、決勝ラウンドの日本戦を5夜連続で中継するフジテレビの亀山千広社長がチームの激励に現れ、眞鍋監督に花束を贈呈した。

トークショーでは、眞鍋監督が「ロンドン五輪のときもそうでしたが、オリンピックの2年前が非常に大事。どこの国も2年前からメンバーをそろえてくる」と、川合が冒頭で述べたことと同様の今大会の意義を語った。

また、川合が「バレーボールってでかい人が有利」と語り、逆に身長が低くて不利な日本チームがそこを補うために努力しているという話を受けた眞鍋監督は「これまでの3度のオリンピックでの金メダルは'64年東京オリンピック女子の“回転レシーブ”、'72年ミュンヘンオリンピックの“時間差攻撃”、76年モントリオールオリンピック女子の“ひかり攻撃”と、全て新戦術で獲得している。だから、日本が世界一になるためには、新戦術で戦うしかない」と述べ、その新戦術の名前は8月19日(火)の記者会見で発表され、今大会で選手によって実践されることを明かした。

そして、選手を代表してキャプテンの木村は「合宿の中でみんなで新戦術に取り組んでいます。ワールドグランプリを通して今年の夏を熱くできればいいなと思っているので、ぜひたくさんの応援をよろしくお願いします」と意気込みを語った。

その後、ステージには応援キャラクターのバボちゃんが登場し、子供たちと一緒に“バボちゃん体操”を披露した。さらに、この日が誕生日の長岡と、翌26日が誕生日の佐野を祝うためにサプライズでバースデーケーキが登場。最後は木村の掛け声で会場に詰め掛けたファンと一緒に「火の鳥NIPPON」と発声し、大会での健闘を誓った。

なお、フジ系での中継のスペシャルサポーターをSexy Zoneが務める。