広末涼子がラブサスペンス「聖女」で殺人事件の容疑者に!

2014/08/02 17:46 配信

ドラマ

完成披露試写会に登場した岸部一徳、広末涼子、蓮佛美沙子(写真左から)

NHK総合で8月19日(火)からスタートするドラマ10「聖女」の試写会と会見が行われ、出演の広末涼子、蓮佛美沙子、岸部一徳が会見に出席した。

本作は脚本家・大森美香が書き下ろしたラブサスペンス。広末が演じる肘井基子がある日突然、連続殺人容疑で逮捕される。若手弁護士の中村晴樹(永山絢斗)は、基子が10年前に突然姿を消した家庭教師の緒沢まりあにそっくりだと驚く。警察から移送される基子を見た晴樹は、基子とまりあが同一人物であることを確信。そんな中、晴樹の事務所の所長・前原(岸部)が基子の弁護に名乗りを上げ、拘置所で基子と晴樹は運命の再会を果たす。

今回、連続殺人犯の容疑者を演じる広末は「彼女が無罪なのか有罪なのか、真相を楽しみにしていただきたいです。私は基子がうそは言っていないと思っています。とりつくろったり、誰かの前だから言葉を選ぶということはしない女性ではないので、そう思って見ていただければ、答えが出てくるんじゃないかと思います」と意味深に語った。

また、基子の性格について「基子は美しく、賢くなければならないという目標に近づくための努力をたくさんしてきた女性です。だから彼女から出てくるリアリティーのあるせりふは、多くの女性に共感してもらえるんじゃないでしょうか。それは男性が聞いたらドキッとしたり嫌な気分になるものかもしれないけど、女性はその潔さと強さにスカッとさせられると思います」と分析した。

続いて男性目線から、基子という人物についてどのように思うかという質問をされた岸部は「このドラマで登場する被害者といわれている人たちが、基子のなににひかれたんだろうということが、ぼくにはよく分かります。ぼくは自分自身がひかれた女性を振り返ると、必ずちょっと悪女っぽいんです。聖女と悪女というのは紙一重で、そこが魅力的だと思える男性はひかれていくんだろうなと思います。ぼくもどちらかというとそちらのタイプです」と突然本音を明かし、その場に笑いを誘った。