「TIF2014」トラブル発生もなんのその! 5年連続登場のPASSPO☆が見事なステージさばきを見せる!!

2014/08/05 23:35 配信

芸能一般

「東京アイドルフェスティバル2014」に出演したPASSPO☆を代表してインタビューに答えてくれた(左から)奥仲麻琴、槙田紗子、増井みお

8月2日・3日に行われた日本最大級のアイドルフェス「東京アイドルフェスティバル2014」(TIF2014)。アイドリング!!!、さくら学院、東京女子流、風男塾と共に、毎年選ばれしアイドルのみが上がることができるメーンステージに5年連続で出演しているPASSPO☆は今回、2日目に登場した。

まずは昼に、湾岸スタジオ屋上に作られたSKY STAGEで安斉奈緒美、岩村捺未、増井みお、玉井杏奈がアイドリング!!!の朝日奈央、菊地亜美、三宅ひとみ、尾島知佳とのコラボステージに登場。増井、玉井、朝日、尾島が昨年3月まで高校の同級生で、岩村、安斉が菊地と仲が良いなど、これまでも交流があったという今回のメンバー。しかし、玉井が尾島とは「1回もあいさつしたことがない!」と本当なのか冗談なのか分からない告白をして微妙な空気が流れる中、1曲目はその4人によるPASSPO☆の「GPP」。続いて安斉、岩村、菊地、三宅がアイドリング!!!の「NA・GA・RA」を披露。最後は8人でアイドリング!!!の「GO EAST!!! GO WEST!!!」を熱唱。最後に玉井が尾島の胸を触り、尾島に「大事なEカップ触ってきたの!」と暴露され、「仲良くなかったっていうのによく触れるね!」と菊地にツッコまれながらコラボステージは終了した。

続いて夕方にメンバー全員がそろい、メーンステージのHOT STAGEに登場。「ウハエ!」「Cosmic You」と歌い自己紹介へ。3曲目を槙田紗子が「それでは聞いてください、『Love Diary』」と紹介したが、なんと流れた曲は「キャンディー・ルーム」。このピンチにも、槙田が「まぁ、こんなこともありますよね!」と言うと9人は何事もなかったようにすぐさま立ち位置を変え、「キャンディー・ルーム」を歌い始める。フォーメーションとダンスに定評のある彼女たちならではの立ち居振る舞いで見事にトラブルを跳ね返し、同曲を歌いきった後は、「Pretty Lie」「STEP&GO」「WANTED!!」と続け、最後は8月20日(水)発売の新曲「向日葵」でHOT STAGEを終了した。

その後はGREETING AREAに移動し、ファンとの握手会に臨む。最後は無料観覧もできる夜のSMILE GARDENへ。まずは「夏空HANABI」で会場を温めると、2曲目の「マテリアルGirl」でさらにヒートアップ。「くちゃLOVE」と続け、4曲目の「LA LA LOVE TRAIN~恋の片道切符~」ではPASSPO☆のメンバーとそのファンはスカーフを、他のアイドルのファンも自分の好きなアイドルのタオルなどを振りまわし、会場一体となって盛り上がった。ここでも最後は「向日葵」を歌い、「TIF2014」を締めくくった。終了後、メンバーの槙田、奥仲麻琴、増井が「TIF2014」を振り返ってくれた。

――まずは、5年連続出演となった「TIF」を振り返ってください。

奥仲「ことしはメーンステージが初の屋外で、『めざましライブ』であの会場で歌ったことはあったんですけど、やっぱり暑いなと思って。お客さんも大丈夫かなって心配になりました。あと、HOT STAGEの3曲目でアクシデントもあって…本当は紹介通り『Love Diary』を歌うはずでした。その後も曲は合っていたのですが、流れる順番が違っていたりして…。スタッフさんが次の曲のカンペを出してくれたりして乗り切りました」

槙田「毎年メーンステージに立たせていただいていることは光栄なことだと思っていて、だからこそ『PASSPO☆ってすごいな』と思ってもらおうと挑みました。想像していたよりも盛り上がりがすごくて、後の方までフリコピをしてくださって、手応えを感じられた『TIF』でした」

――他のアイドルのTシャツを着ていた人も結構フリコピをしていましたよ! 増井さんはSKY STAGEにも出られていましたね。

増井「アイドリング!!!さんのすごく仲がいいメンバーとのコラボだったのでうれしくて、リハーサルから楽しかったです。本番も…フフッ、フフッ(思い出し笑い!)。尾島知佳ちゃんがすごく歌が下手だということで、リハーサルで全く歌わなかったんですよ。それで本番を迎えたのですが、すごく下手で! 思わずマイクを通して笑ってしまって(笑)。'10年に出演したときには『今回だけのイベントなんだろうな』と思っていたのに、毎年続いて、出演するアイドルの数も来場者の方もどんどん増えて、ことしはメーンステージが屋外だったし、お客さんがステージから遠いところまで入ってくださって、すごく“フェスだな”と感じた年でした。

奥仲「'10年に私たちが初めて出させていただいたときには、出演されているアイドルのほとんどの名前を知っていたのですが、ことしは138組も出て、存じ上げないアイドルの方もいらっしゃって…時代は進んでいるなぁって思います」

――「TIF」恒例の他のアイドルとの交流はありましたか?

増井「私はG.E.Mのスタッフさんに呼ばれて控え室に一人で入ったら、G.E.Mのメンバーが『キャーッ』と言って駆け寄ってきて」

槙田「みおだけ? すごいね~! みおって他のアイドルから神的存在として扱われることが多いんですよ!」

増井「最近、カラーゴムを使っているんですけどそれもまねてくれている子がいて、『髪形とかメーク、全部みおみおさんなんです!』とも言われました!!」

――2つのステージでもラストを飾った新曲「向日葵」のことについて教えてください。

奥仲「PASSPO☆にとってすごく大切な曲で、誰かを思い浮かべながら聞いてほしい曲です。ライブでも拳をあげたりして盛り上がれる曲です」

槙田「皆さんそれぞれ大切な方がいらっしゃって、そういう方って近くにいなくても強い思いでつながっていると思うんですけど、そういう強い思いが私たちの中にもあって、聞いた方にも強い思いを持ってもらいたいという、背中を押してくれるような曲です」

増井「“向日葵”というのは私たちで、“太陽”が大切な人のことだと思うんですよ。PASSPO☆にとって大切な人、横さん(PASSPO☆のライブでベースを担当していた横山明裕さん)が5月に亡くなられたのですが、歌詞に横さんの名前は入っていないんですけど、私は横さんが太陽で、私たちが向日葵で…と思っていて、皆さんにとっても大切な人に向けたメッセージソングとして聞いていただきたいです」

――では、最後に読者にメッセージをお願いします

奥仲「この夏は『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014』や『SUMMER SONIC 2014 東京』にも出演するので、『TIF』とはまた違ったファン層の方にもアイドル・PASSPO☆の良さを見せていきたいです」

槙田「いま'15年の元日まで続く全国ツアーの最中なのですが、そのツアーを成功させるためにも私たちが成長して、みんなを楽しませられるようにしていくので、私たちを信じて付いてきてほしいです」

増井「Rock'n Roll!」