紡木たくの同名マンガを原作に、10代のはかなくも切ない純愛、思春期の理由なき反抗や親子愛を描く映画「ホットロード」の女子中高生招待イベントが行われ、出演の能年玲奈と三代目J Soul Brothersのボーカル・登坂広臣が出席した。
このイベントは東京・江東区の中村学園の女子生徒を対象に行われた特別試写会に2人がサプライズで登場するというもの。この日発表となった同作イメージソングの尾崎豊「I LOVE YOU」に合わせた予告編映像が終わると、女子中高生300名が集まる体育館に2人が現れ、喝采と黄色い声援を浴びた。
劇中で母親と反発し、不良チームに居場所を見つける女子中学生・和希を演じる能年は「制服が可愛くて目の保養になります。制服がすごく好きで、中高生のパワーを受けて幸せです。私の中学生のときの制服は、田舎の学校だったのでシンプルな“布が少ない”制服でした(笑)」と珍エピソードを披露。
和希と引かれ合う不良チームを率いる春山を演じる登坂は「お会いする前は柔らかなイメージがあったのですが、お会いしてみると、役と作品に没頭されるストイックな方というイメージが強いですね」と能年の印象を語った。
そんな能年がストイックに臨んだシーンは、登坂との頭突き。テレビ誌のインタビューに「春山とのシーンでは頭突きをするところが印象に残っています。登坂さんが『思いっきりきてください!』と言ってくださったので、本当におもいっきりやったからすごく痛かったと思う。申し訳ないなと思いつつ、頭突きをしちゃう2人の関係がいいなと思う」と語っていたが、一方の登坂は、「見ていただいたので、結構いい音がしてたのがお分かりになると思います。気持ちいいぐらいの頭突きでしたね。あと、平手もいただきました。本番中はアドレナリンが出ていて痛み感じなかったのですが、次の日『デコいたいな。昨日何かあったっけ? あ、頭突きいっぱいしたからか(笑)』」と振り返った。
最後に能年から「10代特有の痛みとか、好きな人に対して、親に対しての気持ちとか青春が詰まった映画になっていると思うので、何か皆さんの中に響いたら幸せだなぁと思います」と映画のアピールがあってイベントは幕を閉じた。
映画「ホットロード」は8月16日(土)全国松竹系で公開される。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)