関ジャニ∞がデビュー10周年を記念し、2年ぶりの野外公演「十祭」を8月9日・10日の2日間、東京・味の素スタジアムで行った。
8周年記念のおととしは、台風の影響で大阪・ヤンマースタジアム長居での8周年記念イベント「KANJANI∞ LIVE TOUR! 8EST~みんなの想いはどうなんだい? 僕らの想いは無限大!!~」を1公演中止せざるを得なかった彼らだったが、今回も台風が近づくなか東京公演がスタート。オープニングから雨が激しく降り始めたものの、それをも楽しむかのように「雨に負けるな~!!」(横山裕)、「きょうはビッチャビチャになれ~!」(村上信五)とシャウトし会場を盛り上げ、序盤から力強いパフォーマンスで「浪速いろは節」などを披露した。また、メモリアルなイベントならではの“ジャニーズメドレー”として、「スシ食いねぇ!」や「青春アミーゴ」「weeeek」「オリジナルスマイル」など、ジャニーズ事務所のさまざまなグループの楽曲を披露した。
メドレーで最も注目を浴びたのは、嵐の「A・RA・SHI」を全員で歌う場面。なんと、嵐のデビュー当時の“透け透け衣装”を全員が着用しパフォーマンス!! さらに、嵐の「アラフェス」をオマージュした、「∞(はち)フェス」やエイトレンジャーのコントなど、まさに10周年をギュッと詰め込んだ内容の公演になった。
心配された雨もイベント前半で収まり、味の素スタジアムの上空には夕陽でオレンジ色に染まった空が。関ジャニ∞のメンバーもファンと「すごい空の色やなぁ」と見惚れるという一幕もあった。公演終盤には花火も無事に打ちあがり、イベントは最高潮の盛り上がりに。
そんななか迎えた最後のあいさつでは、メンバー一人ひとりがファンへの感謝を伝える中、横山は「いろんなことがあった10年だった。つらいときに一緒に居てくれたのがメンバーだった」と感極まり、涙を見せた。また、大倉忠義は「“関ジャニ∞力”で皆さんを笑顔にしていきます!」とこの先の活動へのさらなる意欲をみせ、アンコール曲を披露し2日間で11万人を動員した東京公演は無事に終了した。さらに、'04年8月25日に関西限定盤でCDデビューをしてから丸10年にあたる8月23日(土)・24日(日)は、「地元大阪で何かをしたい」という熱い思いが現実となる公演を大阪・ヤンマースタジアム長居で開催する。
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