'15年1月から放送開始する大河ドラマ「花燃ゆ」が8月5日に萩でクランクインを迎え、9日に初めて役衣装をお披露目する取材会が行われた。取材会にはヒロインの井上真央のほか、大沢たかお、伊勢谷友介、東出昌大、優香、原田泰造が登場した。
吉田松陰の妹・杉文を演じる井上は、「萩のおいしいものが食べられて、とてもうれしいです。本当に行くところ行くところ、萩の皆さんとってもいい方たちばかりで、また本当に(作品を)楽しみにしてくださる方が多いんです。萩のおいしいものをたくさん食べて、萩の空気を吸って、皆さんの思いもこの作品に込めながらこれから1年間、いい作品にしていければいいなと思っております」と萩の地に感謝の気持ちを表した。
記者の前に初登場となった大沢は「(自身が演じる)小田村伊之助という人をいろいろ調べていくうちに、有名な人というだけじゃなく、日本全国みんなの明日の豊かな日本や未来を願っていたということを知って、この作品に参加することになりました。萩の皆さん、山口の皆さん、そして全国の皆さんに心から愛されるドラマになるよう井上真央さんを支えて、1年間頑張っていきたいと思います」と意気込みをコメント。
松陰と文の兄・梅太郎を演じる原田は「この梅太郎の役をもらったとき、すぐに萩に来てお墓参りをしたんですけれども、スズメバチが飛んできて『帰れ、帰れ』と言われている気がしました。けれど心の中では、梅太郎がハチの姿になって僕に『頑張れよ』と言ってくれていると、勝手に思いました」とエピソードを披露。さらに「この梅太郎という人や、松陰先生の家族というものを一生懸命みんなで表現できればと思います」と抱負を口にした。
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