同名の人気漫画が原作の「ワールドトリガー」(テレビ朝日系)の10月からのアニメ化を記念し、8月11日にテレビ朝日・六本木ヒルズ全域で開催中の夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」で同作の声優陣が大集合する配役発表イベントが開催された。主人公・空閑遊真(くが・ゆうま)の声を担当することが決まった村中知は「チョーうれしい!」と喜びを語った。
「ワールドトリガー」は、“近界民(ネイバー)”と呼ばれる異世界からの侵略者である空閑遊真と、近界民の侵略に対抗する界境防衛機関“ボーダー”の隊員である人間・三雲修(みくも・おさむ)が、未知なるモノとの接触や戦いを通して成長していく姿を描く、葦原大介原作の新型SFアクション。「週刊少年ジャンプ」で'13年に連載スタートして以来、現在も連載中で根強い人気を誇っている。テレビアニメとなってさらにスリリングに、スタイリッシュかつエキサイティングにパワーアップした“ワートリ”の世界が視聴者を虜にする。
今回のテレビアニメ化を記念して開催された「ワールドトリガー」のスペシャルイベントには、村中のほか、田村奈央、田中秀幸、福山潤、釘宮理恵、岡本信彦、そしてビデオレターで梶裕貴ら同作の声優を務めるキャスト陣が大集合。イベント内で司会のテレビ朝日・森葉子アナから一人一人配役が発表されると、集まった約880人の観客から「ウォー!」「キャー!」という悲鳴にも似た歓声が上った。
注目の主人公・空閑役に決まった村中は「思っていた以上にあおる感じで紹介されたので、とてもビックリしています。すさまじい…いえ、すばらしいキャストの中で主役をやらせていただけるなんて本当にありがとうございます! は~…緊張するぅ~! こんな視線を浴びるのは初めてなので。このメンバーで作っていきます。空閑遊真を魅力的に演じたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」と、緊張感たっぷりに語った。
また、今回は参加しなかったもののビデオレターで参加した三雲役の梶は、「僕が演じる三雲は“持たざるメガネ”。何の取り得もない人間ですが、熱い正義感を持っていて、それを力に換えて頑張るタイプです。彼はほとんどのシーンで汗をかいています(笑)。僕も汗水たらして三雲を演じたいと思っておりますので、応援よろしくお願いします!」と熱いメッセージを寄せた。
さらに、記者からの質問で「SF作品の中でライバルは?」と聞かれた中村は「ライバル!? う~ん、僕が言うのもなあ。でも、とりあえず『ドラえもん』で! ドラに並びたいなあ~と思いますよ」と言えば、福山が「そうだね。『ドラえもん』はSFと言ってもSukoshi Fushigiの方ね」と冷静にフォロー。そして、村中は「え~! ちょっと全然分からないんですけど…。でも、『スターウォーズ』とか?」と、世界的名作をライバルとして挙げた。
イベントは朝4時から5人以上が並び、最終的には約880人が参加するという大盛況に。最後に声優陣がサインを書き記した単行本が10冊、来場した観客にプレゼントされ、幸運な10人が持ち帰った。
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