10月スタートの連続ドラマに、ことし4月期に放送された「ファースト・クラス」の続編が、終了からわずか4カ月という最速で決定した。タイトルは「ファーストクラス」(毎週水曜夜10時、フジテレビ系)で、主演は沢尻エリカが決まっている。沢尻以外のキャストは一新される。
前作では衣料材料店で働くちなみ(沢尻)が、ひょんなことから憧れの女性ファッション誌「FIRST CLASS」の編集部で働くことになり、編集長・留美(板谷由夏)の下、個性的で強烈なキャラクターぞろいの編集部で、のし上がっていく“現代版シンデレラストーリー”を描いた。
ライバル編集者・白雪(田畑智子)とレミ絵(菜々緒)、超わがままモデルのMIINA(佐々木希)らを含めた女同士の壮絶な“格付け合戦”=“マウンティング”や、笑顔の裏に聞こえてくるブラックな“心の声”が話題となったドラマ。悪女の中で、沢尻エリカ演じるちなみだけは裏表のない、真っすぐな気持ちを貫き、最終的には「FIRST CLASS」の編集長に上り詰め、廃刊の危機を救った。
10月スタートの続編は、ちなみが編集部を去ってから半年後からスタート。ちなみは、ファッションブランド業界に、新人デザイナーとして転職。そこには、ちなみを陥れようとする“破壊力抜群のモンスター女子”や“絶対零度のアイスドール女子”そして“新たな女帝”たち、さらには“ハニートラップ”を仕掛けてくる男性陣が立ちはだかり、ちなみの新たな“泥沼の闘い”が始まる…。
また、前作の舞台「FIRST CLASS」編集部の面々も神出鬼没でちなみの前に現れ、敵か味方か分からない動きをするのも、続編の見どころのひとつになっている。
沢尻は続編が決まったことについて、「皆さま、『ファーストクラス』が再び帰ってくることになりました。何倍にもパワーアップした悪女の皆さんとの闘いが今から楽しみです、今回は私も悪女で闘います!」と意気込みをコメント。
企画編成・太田大氏は「謎のベールに包まれているファッションブランドの内幕を舞台に、さまざまな役職の女性同士が、破壊度を増して衝突し合う様子を華やかに怖く描いていきます。“マウンティング”の裏に秘めたテーマは“生きること”“働くこと”。仕事において勝負に出るとき、どんなに善良な人間でも必要悪をのみ込まないといけない時がくる。そういった意味合いも込めて、沢尻エリカさん演じる主人公・ちなみには、今回“悪女”を背負ってもらいます。仕掛けられる罠に対して一段上の反撃を繰り出す、とにかく眼光鋭い沢尻さん…“最強で最狂”の沢尻エリカが見られます!」と見どころをアピール。
前作のキャッチコピーは“私以外、全員悪女”だったが、今回は“私含めて、全員悪女”になっている。前作とはひと味違う“悪女”を演じる沢尻エリカに期待していよう!
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