竜星涼の髪をAKIRAが「GTO」劇中で断髪！

元暴走族の破天荒な教師・鬼塚(AKIRA)が生徒たちのさまざまな問題に向き合っていくドラマ「GTO」(フジ系)。第8話(8月26日火曜放送)では、バスケ部のエース・芹澤(竜星涼)を中心とした物語が放送される。

「アメリカのNBAは目標」とバスケットボールに打ち込んでいた芹澤は、慢性硬膜下血腫で倒れ、車いす生活を余儀なくされてしまう。夢を失い荒れる芹澤だったが、新しい自分に生まれ変わろうと奮起し、鬼塚に長髪を断髪してもらうことにする。

およそ2年半伸ばし続けたという髪を実際に断髪した竜星は「(断髪シーンまでは)『本当に切るんだなぁ』と思っていました。それこそ、劇中で共演者のAKIRAさんに切ってもらうというのはなかなかないことですから、緊張もしました」と振り返った。また、“断髪”するという設定について「『GTO』への出演が決まって、芹澤という役がある程度決まってきた段階で、切ろうかという話が出たんです。僕もそこに関してはちゅうちょすることはないので、『じゃぁ、切ろう』となりまして。AKIRAさんには、切る直前にただ一言、『お願いします！』と、ある意味プレッシャーを掛けました(笑)」と笑顔で明かした。

劇中ではAKIRAが竜星の髪にはさみを入れていくが、「切られている瞬間が何と言えない感じで。本当に全部こう、パツーン！と切れた瞬間は、『おっ!!』という感じでした。本当に切ったという寂しさもありながら、周りが海だったということもあってちょっと気持ちも良かったりして。新境地でした(笑)」とコメント。さらに、「ドラマの中で(断髪シーンが)見られるというのはうれしいです。切っている姿も代わり映え(の良さ)も作品として残せることはありがたいですし、役者冥利につきますよね」と語った。

続いて、第8話の見どころを「ドラマのテーマは“生命(いのち)”。生きるという根幹がテーマの中で、どの回よりも重たいものを扱っているのが8話です。僕自身もやりながら、(車いす生活になった芹澤の)どうにもできないもどかしさを感じました。鬼塚だったらどう芹澤と向き合っていくのか、芹澤はどう立ち向かって生きるという決心をしていくのかを見ていただきたいです」とアピールした。