'14年10月より放送予定のアニメ「寄生獣 セイの格率」(日本テレビほか)の追加キャストの発表を兼ねて、メーンキャストらによる記者会見が東京都内で行われた。
「寄生獣 セイの格率」は、コミック発行部数累計1100万部を誇る岩明均の人気漫画。高校生の泉新一が、ある日突然右手に寄生した「ミギー」と名乗るパラサイトと共に、人間を淘汰しようとするパラサイトたちとの戦いに身を投じていくストーリー。今回、新たに発表されたキャストは5人。新一に興味を抱く女子高校生・君嶋加奈を沢城みゆき、新一と里美の同級生・立川裕子を安野希世乃に決定。さらに指名手配の殺人鬼・浦上を吉野裕行、新一の学校に赴任する女性教師・田宮良子を田中敦子が演じる。また、テレビアニメオリジナルキャラクター・鈴木アキホ役には、前田玲奈が抜てきされた。
会場には、新一を演じる島崎信長をはじめ、平野綾、花澤香菜、安野希世乃、田中敦子、前田玲奈が登壇。ミギーを演じる平野は、自身の出演に「ミギーは男性の声をイメージしていたので、すごく驚きました」と原作ファンならではの気持ちを明かし、アニメのミギーについて「より気持ち悪くなっていました」とリアルな動きを絶賛した。また、オーディション前に原作をしっかり読み込んだと語る花澤は「マネジャーから、これは俺の人生のバイブルだ」とオーディション原稿を手渡されたことを告白。役が決定した時にはハイタッチを交わしたと喜びを語った。
一方、唯一のオリジナルキャラクターを演じる前田は「そばかすがチャーミングな明るい女の子です。チーム一般人として頑張りたい」と普通の女子高生を演じる安野と笑顔でうなずき合う一幕も。そんな中、郡司恭子アナが登壇者全員に自身のキャラクターと似ている部分を質問。最初にミギー役の平野が指名されると、あまりのむちゃ振りに会場は笑いに包まれた。また、もしミギーに寄生されたらどんなことをしたいかと問われると、島崎は話し相手になってほしいと要望。「1日24時間平野さんの声と会話ができる。そういう楽しみ方をしたいなと思います。失礼しました」と笑いを誘い、終始和やかなムードで会見は幕を閉じた。
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