TBS系で8月22日(金)に放送される「中居正広の金曜日のスマたちへ」の2時間スペシャルにて、ロックバンド・X JAPANのToshlが、12年間にわたってマインドコントロールされていた日々を洗いざらい話すことが分かった。
Toshlはことしの7月に、著書「洗脳~地獄の12年からの生還~」(講談社)で衝撃的な12年間の日々を明らかに。番組では本人の証言をもとに、その地獄のような日々をつづった再現VTRを作成。洗脳に至るまでの経緯やその後の洗脳生活などを赤裸々に紹介していく。Toshlは心の中にあった小さな悩みを巧みに利用され、気付かぬうちに考え方や生き方までも支配されてしまい、さらには大金までも奪われてしまう。
スタジオにはかつて新興宗教に入信した経験を持つ飯星景子が登場。自らの体験を踏まえ、「洗脳」「マインドコントロール」の怖さを明かす。また、日常に潜む「洗脳」の恐ろしさを伝え、洗脳の被害を減らす活動を行う弁護士・紀藤正樹氏が対抗策や被害者を助けるために必要な手段を解説。さらにToshlは「地獄のような日々のなかでも、自分には歌しかなかった」という歌への思い、そして自らが迷惑をかけてしまった多くの人への反省の念を込めて「Forever Love」を歌い上げる。
収録を終えたToshlは「『長年にわたり人を騙し続けることは、ある意味“人を殺害する”その行為以上に残虐ともいえる。人の心を操り、それをどこまでも繰り返すこと、それが“洗脳”という恐ろしさである。』と、著書の冒頭に書き記したこの言葉の真の意味がリアルに伝わるような番組内容となっていると思います。ぜひ多くの方々に見ていただきたいメッセージがそこにあります」とアピール。
また、帯純也プロデューサーは「Toshlさんの著書に書かれていることをもとに再現VTRを作成しました。きっと本よりも映像の方が洗脳されていくさまが分かりやすいと思います。また、マインドコントロールをされた経験をもつ飯星さんの発言にも注目してもらいたいですね。番組のインタビューで、hideさんの死についてやX JAPANの解散コンサートの当日までも洗脳されていたという裏側などをお話していただいたので、視聴者の皆さんにはとても見ごたえがある内容となっていると思います」と語った。
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