“本当は話すのが下手”波瑠が「おそろし」で時代劇初挑戦でドラマ初主演!

2014/08/21 19:57 配信

ドラマ

8月30日(土)スタートのドラマ「おそろし~三島屋変調百物語~」の試写会に登壇した(左から)宮崎美子、波瑠、満島真之介、佐野史郎

NHK BSプレミアムで8月30日(土)にスタートするザ・プレミアム「おそろし~三島屋変調百物語~」の第1話試写と記者会見が8月21日に同局で行われ、出演者の波瑠、満島真之介、宮崎美子、佐野史郎、脚本・演出を担当した金子修介氏が登壇した。

同作は宮部みゆきの同名小説が原作。江戸時代、いいなずけが殺されるという悲しい事件によって心を閉ざしてしまったおちか(波瑠)が人から不思議な体験談を聞き、その「変わり百物語」によって心の傷を癒していく時代劇。ホラー、SF、特撮の要素も含んでおり、金子は同作のジャンルを“時代劇人情ホラー”と説明した。

ドラマ初主演、初時代劇の波瑠は「分からないことだらけでしたが、皆さんのサポートのおかげで特に『主演』を意識することなく撮影が終わり、いまこうして最初に名前を呼ばれ、しゃべることがすごく落ち着きません」と笑顔でコメント。

一方、試写された第1話では登場場面が少ない松太郎を演じた満島は、そのことに触れ「あまり出ていないんで、何をしゃべっていいか分からないんですよ」と自虐的に話し、続けて「ネタバレになるので具体的には言えませんが、2話以降は私がいろんなことを起こしていきます」と、重要な役どころであることを語った。

また、波瑠は撮影で苦労した点について「朝から晩まで撮影が続き、順番通りには撮らないので、今おちかはどのくらい心が動いたのだろう?と考えながら演技するのは神経を使って大変でした」と明かした。

さらに、同作でおちかの大きな役割である人から「変わり百物語」を聞いて伊兵衛(佐野)に話し伝えることにちなみ、「普段は聞き上手ですか? 話し上手ですか?」という記者からの質問に対し、波瑠は「私は本当に話すのが下手なんです。話しているうちに何を話しているのか、分からなくなっちゃう(笑)。聞いている方が居心地いいです」と告白した。