10月クールのテレビ東京系金曜8時枠の新ドラマに「新・吉永誠一」(毎週金曜夜7:58-8:54)が決定した。吉永誠一シリーズは、「吉永誠一・涙の事件簿」のタイトルで'04年から「水曜ミステリー9」枠(毎週水夜9:00-10:48)で放送され、'13年10月に「金曜8時のドラマ」の1作目として、「刑事吉永誠一 涙の事件簿」のタイトルで連続ドラマ化された人気作。正義感の強い主人公・吉永誠一を船越英一郎が熱演する。
同シリーズは、“解決できない事件はない”の信念のもと、神奈川県警捜査一課片山班の刑事・吉永が粘り強く捜査を続け、事件解決へと導く勧善懲悪ドラマ。吉永の相棒には、引き続き小泉孝太郎演じる鑑貴一が抜てきされた。吉永の師匠であり、“刑事の鑑”と呼ばれた伝説の刑事・鑑貴志を父に持つ刑事という役どころ。本作では、そんな捜査一課に新人刑事・九条一馬が配属されるところから始まる。九条は警察庁に入庁し、神奈川県警では吉永たちの上司・管理官に就任するはずだったが、本人の希望により現場の刑事として特例で配属された変わり者。その異端児が巻き起こすドタバタに振り回されながら、家庭でも子育て問題に反抗期と絶えず悩まされる吉永は、これまで以上に視聴者の身近な存在になっている。
今作の印象について、主演の船越英一郎は、「2時間ドラマのシリーズとして10年演じ続け、『吉永と共に年をとりたい、この作品こそライフワーク』と思っていた矢先の連ドラ化。そしてシーズン2! 俳優としてこの上ない喜びをかみ締めたとともに連ドラのシリーズ化という大きな夢に向けて決意を新たにしています」と意気込みを見せた。
浅野太プロデューサーは、「刑事・吉永は天才やスーパーマンではなく、感情で突っ走ることがあれば失敗もする“等身大の男”。数ある刑事ドラマの中で、最も視聴者に共感してもらえる刑事だと思います。そして、そんな身近な刑事の愚直な活躍が、このシリーズの最大の魅力です。今回、吉永は新たな悩みに直面します。片山班に着任する新人のキャリア刑事はチームワークを破壊する異端児で、事あるごとに相棒の鑑と衝突。家庭では昨年生まれた長男の子育て問題に長女の反抗期…。職場でも家庭でも絶えず悩まされて、ますます身近な存在に進化しました。ホームドラマ的な要素も色濃くなり、謎解きやアクションなどエンターテインメント性もパワーアップ! 子供から大人まで前作以上に幅広い視聴者に共感していただけるドラマです」と見どころを語った。
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