CS放送のファミリー劇場で10月25日(土)に新世紀のオカルトバラエティー番組「緊急検証」シリーズの最新作「緊急検証!矢追純一は実在した!?~会いに行ける矢追純一~」を放送する。収録に併せて超能力者ユリ・ゲラーが来日し、都内で会見が行われた。
日本に初めてユリ・ゲラーを紹介し、爆発的な超能力ブームを巻き起こした矢追純一。UFO研究の第一人者として名高く、日本テレビの名物ディレクターとして超能力をテーマにした数々の番組で高視聴率を獲得した。
今回は、そんな矢追から多大な影響を受けた人々が彼に会いに行き、彼を丸裸にしていくという内容で、矢追とユリ・ゲラーとの四半世紀ぶりに実現したテレビ共演は見ものだ。
‘74年に初対面を果たした矢追は「私たちは前世で兄弟だった」と言われたと明かすと、ユリ・ゲラーも「初めて会ったとき、矢追とは長い付き合いが続いていく予感がしました。とてもポジティブなエネルギーを持った方だと感じました」と矢追の第一印象を懐かしそうに振り返った。
あの超能力ブームから約40年。ユリ・ゲラーが今だから話せるという“秘密の仕事”について告白してくれた。当時アメリカの情報関係の仕事に携わっていたという彼は「アメリカがロシアに核兵器放棄のサインをさせたがっていて、アメリカ政府からロシアを説得してくれと頼まれたんです。アメリカ外交官とともにロシアに赴き、『サインしろ、サインしろ』とテレパシーを送ると、ロシア側がサインをしたんです。私だけの力かどうかはわかりませんが」と、にわかには信じられないようなエピソードを明かした。
そして今回最も会場を沸かせたのが、伝説の「スプーン曲げ」。実際にたやすくスプーンを曲げて見せると記者陣からはどよめきが起こり、さらに赤カブの種を手のひらに乗せ「育て!」と念力を送ると、なんと一粒の種から芽が出るという“超常現象”も見せてくれた。
そんな光景を暖かく見守っていた矢追は、「“不思議”とは、自分の知識にないもののことを言う。我々の知識外のことが、はるかにたくさんこの宇宙で起こっているはずなのに、そういうことを“不思議”として片づけてほしくはない。世界には不思議なことがいっぱいあるのだと受け止めてほしい」と熱いメッセージで締めくくった。
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