ことし10月に開局25周年を迎えるCS映画専門チャンネル ムービープラスでは開局年である1989年に着目し、当時劇場公開された名画の特集放送やプレミアム上映会を行うことを発表した。
特集では「1989年、スクリーンを沸かせた映画たち」と題打って、若き日のトム・クルーズ主演の『カクテル』や映画「エイリアン」シリーズでお馴染のシガニー・ウィーバー出演『ゴーストバスターズ2』など、懐かしの映画12作品を特別編成にて放送する。
中でもブルース・ウィリス主演の『ダイ・ハード』では日本語字幕版はもちろん、「村野武範 吹替版」「野沢那智 吹替版」「樋浦勉 吹替版」と3種類の貴重な日本語吹替版も放送し、三者三様のブルース・ウィリスを楽しむことができる。あわせて、「1989年、この世を去った天才たち」特集では松田優作の遺作となった『ブラック・レイン』など3作品を放送する。
そして、開局25周年記念プレミアム上映会として当時、史上最高のラストシーンと評され口コミで話題を呼んだ『ニュー・シネマ・パラダイス』を公開当時と同じ劇場である東京・銀座の「シネスイッチ銀座」にて9月25日(木)の1日限定で上映するイベントが開催される。同映画は公開から40週連続で上映され、同劇場の最多動員作品として今でもその記録は破られていない。来場者には同作品の「35mm フィルムコマ」と「ニュー・シネマ・パラダイス(25周年記念盤)」CD(全12曲収録)をもれなくプレゼント。
劇中で使用される音楽は、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ氏が手掛けており、ムービープラスでは、4月と7月にテーマを変えて特別編成した「映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの世界」第3弾を10月に放送。同企画では、『海の家のピアニスト』や『シチリア!シチリア!』など盟友ジュゼッペ・トルナトーレ監督との出会いによって生み出された名作を彩る楽曲たちを特集する。
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