新作ライダーは史上初の刑事モノ!? 「仮面ライダードライブ」が始動!

2014/08/28 21:05 配信

ドラマ

「仮面ライダードライブ」製作発表会見に登場した(左から)上遠野太洸、蕨野友也、松島庄汰、竹内涼真、片岡鶴太郎、内田理央(C)2014石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

10月5日(日)からテレビ朝日系でスタートするシリーズ最新作「仮面ライダードライブ」の製作発表会見が8月28日に都内で行われ、出演する竹内涼真内田理央上遠野太洸、松島庄汰、蕨野友也、片岡鶴太郎らが登壇した。

「仮面ライダーシリーズ」は、現在放送中の「仮面ライダー鎧武/ガイム」のフルーツをモチーフにした変身スタイルなど、常に進化と驚きを披露してきた特撮ヒーロードラマ。今回はシリーズ初となる刑事ドラマに、バイクのヒーローである仮面ライダーとしては“禁じ手”とも言える車がモチーフとなり、史上初のバイクに乗らないライダーが誕生する。仮面ライダーに変身する主人公を刑事にすることで、悪と戦う最強のヒーローシリーズに“謎解き”“事件解決”という刑事ドラマの要素をプラス。子供だけでなく、幅広い層が楽しめる作品となっている。

また、子供から大人までを魅了し続け、かつ日本人にもなじみ深い“車”をモチーフにすることにより、「鎧武/ガイム」の“生っぽい”イメージから一転、“メカニカル”感を強調。金属と金属がぶつかるきしみ、電子音と光など未来的とも言える車の持つ魅力を、仮面ライダーの戦いを通して“強さ”にシフトしていく。“バイク”から“車”へ乗り換えたとはいえ、ドライブは人間とマシンが共闘する「仮面ライダー」の原点に立ち返るシリーズでもあり、仮面ライダーシリーズのモデルチェンジを図りつつも、同時にルーツを描く。それが「仮面ライダードライブ」の最大のチャレンジにして新たな魅力となる。そして、犯人捜しや動機の解明、証拠の獲得などのほか、刑事ドラマではおなじみのチームの姿もドラマの中で描かれる。

主人公・泊進ノ介(仮面ライダードライブ)を演じる竹内は、「こんにちは! 進之介は普段やる気が入っていないんですけど、いざやる気になると誰よりも熱い男です。昔から仮面ライダーシリーズが大好きな自分にとってはこの役を演じられてうれしいです。1年間よろしくお願いします」とあいさつ。“相棒”となる車の印象については「劇中では一緒に敵と戦う大事な存在。心のよりどころでもある僕の相棒です。かっこいいですよね。でも、乗り心地はそこまで良くないですけど(笑)。とにかく格好良いです!」と明かした。

一方、ヒロイン・詩島霧子役の内田は「仮面ライダードライブのバディとして戦います。ヒロインなのに戦うって珍しいなと思います。でも、まさか私がヒロインに選ばれるとは思いませんでした…」と、驚きを隠せない様子。

また、悪役としてシリーズに参加する上遠野は「謎だらけの敵キャラ。ドライブのライバルとして戦っていきます。子供のころから仮面ライダーシリーズを見ていて、今までオーディションに受けたこともあったんですけど、初めて受かりました。ずっと悪役をやってみたいと思っていたのでうれしいです」と、“敵(適)役”を喜んだ。

そして、竹内扮する進ノ介の上司である警視庁特状課の課長・本願寺を演じる片岡は「(ライダーは)私にとって無縁のものだと思っていました。テレ朝さんでは20年近く刑事役をやらせていただいて、割と中高年の方に見ていただいていました。これで若い方にも見てもらいたいです。あと、ライダーにも変身してみたいですね(笑)」と野望も明かした。

会見の最後には、主題歌を歌う特別ユニット・Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVEのボーカル・松岡充が登場。松岡は新ライダーについて「主題歌に選んでいただき光栄です。史上初の“車”がテーマのライダーを応援するために、日本で活躍するロック界の猛者たちが集結しました。ユニット名は“本気”です。ドライブを本気で応援したいです」とエールを送った。

先輩たちの後押しを受けた竹内は、あらためて「『仮面ライダーシリーズ』は長い間続いている作品。小さいころに見てすごくライダーに憧れたので、いま見てくださる子供たちにもそう思ってもらえたらいいな。みんなで最高の作品にしたいです!」と、熱く意気込みを語った。