毎週木曜に放送中の武井咲主演ドラマ「ゼロの真実~監察医・松本真央~」(テレビ朝日系)が、9月4日(木)に最終回を迎える。クランクアップは8月末。武井は「また皆さんとお仕事できますように、もっと頑張っていきたいと思います」と、笑顔で明かした。
最終回の気になるストーリーは、若い女性が高層ビルから不審な転落死を遂げる。自殺時に多く見られる足からの転落で、死因は転落による多臓器損傷が明らかだとして、印田(真矢みき)は解剖の必要なしと判断。しかし、真央(武井)は女性の手指が不自然に曲がっていることと、手のひらに“表皮剥離”があることを理由に、印田を押し切って遺体を中央監察医務院に搬送することに。採取した手の皮膚片からは鉄粉が検出され、真央は(女性は)頭から転落し、途中で鉄製の何かをつかんだが、その際に体が回転して足から落ちたと推理。足からの転落でなければ、誰かが突き落とした事件の可能性もあり、解剖後、真央は女性が転落したビルへと向かう。その一方で、真央は母・夏子(霧島れいか)の8年前の“不詳の転落死”の謎を解明すべく動き出す。しかし、中央監察医務院の記録から夏子の解剖写真は全て削除されており、真央は屋敷(佐々木蔵之介)にある取引を持ちかける…。
8月末のクランクアップは、前日までの雨天がうそのように好天に恵まれ、“自称・雨男”の常廣丈太監督も「キャストの皆さんの(晴れ)パワーのおかげ!」と胸をなでおろす奇跡のような展開に。脚本を担当する大石静氏も現場を激励に訪れ、プロデューサー・スタッフ陣と共に最後の収録を見守った。ラストシーンを撮り終え、キャストはそれぞれ「お疲れさまでした。クランクインはヒョウが降っていました。暑かったり寒ったり、いろんな日がありました。でもクランクアップは晴れましたね~。皆さんが3カ月間頑張ったおかげです。ありがとうございました!」(佐々木)、「本当にお世話になりました。この年齢にしてガーターをはくことになるとは思わなかったので、刺激的な夏でした。本当にきょうまでいろんな方に引っ張ってもらって最高の夏になりました。ありがとうございました」(真矢)と、それぞれ全力を出し切った笑顔を見せた。
主演の武井は「お疲れ様でした。このような先輩方とご一緒することはないので、毎日が勉強でした。まだまだ頑張らなきゃなと思いました。キャスト・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!」と、“座長”として笑顔で振り返った。果たして最終回では真央のこんな晴れやかな“笑み”は見られるのか…、真実はもうすぐそこまで歩いてきている。
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