内野聖陽が闘うおやじの姿を熱演!

2014/09/07 06:56 配信

ドラマ

9月7日(日)放送のドラマ「おやじの背中」第9話で親子を演じる内野聖陽(左)と神木隆之介(右)(C)TBS

毎回、異なる脚本家による1話完結シリーズのTBS系ドラマ「おやじの背中」。9月7日(日)放送の第9話では、内野聖陽と神木隆之介が親子役で共演。内野聖陽演じる勝は、大手ゼネコンで出世街道を走ってきたが、家族になんの相談もなく突然、会社を辞めてしまう。共働きの妻に代わり「主夫になる」と宣言するが、現実は厳しいと実感。慣れない家事に奮闘する中で、あらためて家族の絆を実感する。

親子役で共演する二人に、それぞれが思う“おやじの背中”について聞いた。内野が「大きくてなかなか乗り越えられない存在だったかな。男の子って、おやじの背中を見て、男を学んでいくんじゃないかなって思いますね」とイメージを語る一方で、息子役の神木は「家での立場は一番下で、『洗濯物、一緒に入れないで』ってイジられたり、『ちゃんとしてよ!』って言われてるけど、でも見えないところで家族を支えてる。僕らが安心していられるのは、父のおかげなんだなって思います」と話し、二人とも自身にとっての大きな存在だと明かした。

また、父親とのエピソードを聞くと、内野は「昔、実家に帰ると必ずステーキやごちそうを用意してくれて、振る舞ってくれる人でしたね。でも、子供のころは庭にあった鉄棒で『懸垂30回やってからじゃないと夕飯抜き!』とか言われたり(笑)。そういう厳しい部分もあるけど、優しい人でしたね」と振り返った。一方、神木は「僕が小さいころ、『バク転できるんだよ』って言って失敗してました(笑)。いいとこを見せたかったんでしょうね。でもキャッチボールしたり、車で鉄道を見に連れてってくれたり、よく遊んでくれました」と告白した。

最後にドラマの見どころについて、内野は「一番近くの存在を知っていく、家族っていいなって、おやじって外でこんなにも闘っている姿を家で見せてなかったんだなって。父親のことを振り返りたくなるようなドラマです。お父さんの背中をあらためて見てもらえたらなって思います」、神木は「自分が社会に出ないと、なかなか父親の存在の大きさに気が付かない。でもこのドラマを通して、全てが分からなくてもいいんですけど、父親がいたからこそ今があるんだって、少しでもそう思っていただけたらなって思います」とアピールした。