日本時間の9月9日早朝に行われた全米オープンテニス2014の男子シングルス決勝で、錦織圭がマリン・チリッチ(クロアチア)にストレート負けを喫した。
第1セット。序盤は両者のサービスキープでスタート。第6ゲーム、均衡が破れ、チリッチが先にブレークに成功。第9ゲームもチリッチがブレークし、第1セットはチリッチに3-6で取られてしまう。
第2セット。第3ゲーム、錦織が0-40からデュースに持ち込むもチリッチがブレーク。第4ゲーム、錦織がブレークのチャンスをつかむも成功せず、ゲームカウント1-3に。第5ゲーム、第6ゲームと互いにラブゲームでサービスキープ。第7ゲームでチリッチが2ブレークアップするも、第8ゲームでようやく錦織がブレークに成功。しかし第9ゲーム、チリッチがブレークを果たし、第2セットを取られ王手をかけられる。
第3セット。第1ゲーム、錦織はデュースに持ち込むも、チリッチがサービスキープ。第2ゲーム、今度はチリッチがデュースに持ち込むが、錦織がサービスキープし、会場が大いに沸く。第4ゲーム、白熱のストローク戦を制したチリッチがブレーク。第7ゲーム、錦織が3度のブレークポイントをつかむが、チリッチがサービスキープし流れを変えさせない。その後もペースを握らせないチリッチが第3セットも取り、初のグランドスラム優勝の栄冠に輝いた。
なお、この試合の模様は、9月9日(火)昼1:05よりNHK総合にて、同日夜11:15よりWOWOWライブにて中継する。また、WOWOWライブでは9月10日(水)朝7:00より錦織の準決勝・決勝をノーカットで放送することが急遽決定。そして9月23日(火)昼1:00よりWOWOWプライムにて「緊急編成!錦織圭WOWOWドキュメンタリースペシャル」をオンエアする。
■錦織圭の全米オープン2014の歩み
1回戦…ウェイン・オデスニク(アメリカ)に6-2、6-4、6-2で勝利
2回戦…パブロ・アンドゥハール(スペイン)相手に6-4、6-1となって、第3セットは相手が棄権
3回戦…レオナルド・マイエル(アルゼンチン)に6-4、6-2、6-3で勝利
4回戦…ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に4-6、7-6、6-7、7-5、6-4で勝利
準々決勝…スタン・バブリンカ(スイス)に3-6、7-5、7-6、6-7、6-4で勝利
準決勝…ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-4、1-6、7-6、6-3で勝利
決勝…マリン・チリッチ(クロアチア)に3-6、3-6、3-6で敗退
※錦織は、9月29日(月)から東京・有明コロシアムで行われる楽天ジャパンオープン2014に出場予定(WOWOWにて中継)
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