GEMが涙の初ワンマン 2部構成合計3時間を完全燃焼！

エイベックスのアイドルレーベル「iDOL Street」所属のGEM（ジェム）が9月13日、東京・新宿BLAZEにてグループとして初めてとなるワンマンライブ「GEM Live Mixture2014 初ワンマン!! ～夢に輝け！Go for it★～」を行った。

Vol.1（昼1時開演）、Vol.2（昼5時開演）からなる2回公演で、Vol.1はダンスをフィーチャーした“黒GEM”をテーマに、またVol.2はアイドル性を重視した"白GEM"をテーマにして、衣装や曲順、演出が異なるという構成。2公演ともシングル曲「We're GEM！」「Do You Believe?」ほかを歌い、合計約3時間のステージを"完走"した。

Vol.2のアンコールでは、約800人と満員に膨れ上がった客席に向けて、10人のメンバーが涙ながらに感謝の言葉を伝えた。最後にマイクを取ったリーダー・金澤有希は「ダンスもできないししゃべるときも噛むし、（グループが結成された）最初は『自分はここで合っているのかな』とネガティブな気持ちになったこともあった」と告白。「でもメンバーが振りを教えてくれたり、“絆”があったから頑張ってこれた」と続け、他のメンバーが涙ぐむひと幕もあった。

その後、デビューシングルのカップリング曲「BFF」の冒頭でアカペラを披露したほか、歌詞の一部を変えて「GEMで良かった！」と歌いあげファンの喝采を浴びていた。

■メンバーのコメント抜粋(発言順)

平野沙羅（ひらの・さら）：初ワンマンライブをやると聞いたときは、絶対無理だと思って落ち込んだときもあったんですけど、皆さんがこうやって見にこよう、応援しにこようとしてくださった、その気持ちが本当にうれしいです。

伊山摩穂（いやま・まほ）：本番前にスタッフさんとハイタッチして背中を叩いてもらって、一生懸命頑張ろうとステージに立ちました。ここがゴールじゃないし、皆さんともっと上に行きたいので、ぜひこれからも応援してください。

武田舞彩（たけだ・まあや）：きょうも朝に物を忘れたり、いつも間抜けな私なんですけど、これからも頑張って間抜けじゃなくてしっかりとした“センター”になります。

村上来渚（むらかみ・らな）：GEMだけの力ではきょうのワンマンライブはできなかったし、朝から晩まで頑張っていただいたスタッフさん、ここにいるファンの皆さんのおかげ。いろんなアイドルさんがいる中で「GEMが一番！」って言われるようになりたいです。

小栗かこ（おぐり・かこ）：きょうステージで前を向いた瞬間に、自分のカラーの色（※ ピンク）だったり、うちわを持ってくださる方が多くて、私を愛してくれる方がいっぱいいるなんて、“ストリート生”のときは考えられなかったです。さっき振り付けの先生に怒られて泣いたんですけど、やっぱり怒られることも大切だなと思うし（笑）、くじけて伸びる、くじけて伸びるという繰り返しで、これから10人で走り続けていきたいと思うので、きょうここにいる皆さんはずっと何年も何十年も変わらずに一緒にいてください。

熊代珠琳（くましろ・じゅりん）：いつも応援してくださってるファンの皆さんや支えてくださってるスタッフの皆さん、家族がいるから、こうやって楽しく歌って踊ってステージに立てています。でもここがゴールじゃないし、新しいGEMのスタートだと思うので、これから皆さんと新しい一歩を踏み出していきたいです。

南口奈々（みなみぐち・なな）：リハーサルではパフォーマンスのことを気にしてばかりだったけど、ステージに立ったら、パフォーマンスもそうだけど感謝の気持ちが伝えていくのが一番大事だなと気付きました。きょうはMCが（金澤）友希ちゃんが仕切りで、ずっと我慢してたんですけど（笑）、その分パフォーマンスでたくさんはっちゃけられたと思います。

森岡悠（もりおか・ゆう）：私はもともと誰かと何かをつくり上げるのが好きで、きょうもメンバー10人とファンの皆さん、スタッフさん、そして家族と、みんなでひとつのライブを作り上げることができて、GEMの一員になれて本当に良かったなと思いました。感謝の気持ちはパフォーマンスで返していきたいし、未熟者なんですけどレベルアップして、皆さんともっと大きな、きれいな景色を見ていけたらいいなと思います。

伊藤千咲美（いとう・ちさみ）：きょう妹（※アイドルグループ「チームしゃちほこ」のメンバー・伊藤千由李）に「緊張する」ってメールしたんですよ。そしたら「緊張することはいいことだよ」って返ってきて。もちろん妹は緊張しないというわけじゃないんですけど（笑）、返事を読んで「自分、まだまだだな、頑張ろう」と思ったので、もっともっと上に目指して頑張りたいです。

金澤有希（かなざわ・ゆうき）：私たち10人にこんなにたくさんの方が会いに来てくださって、「GEM、このままじゃダメだな」って思ったし、「もっともっと大きくならないとな」とも思いました。ファンのみんなと一緒に“日本一”になって、私たちはパフォーマンスをみんなに見てもらいたいし、みんなは「GEM好きなんだよ」って世界中にドヤってもらいたい（笑）。