11月1日(土)に公開される映画「クローバー」の完成披露試写会が9月22日、東京・有楽町で開催され、武井咲、大倉忠義、永山絢斗、夏菜、上地雄輔らが登壇した。
稚野鳥子原作のコミックを映画化した本作は、武井演じるピュアなOL・沙耶と大倉演じるドSキャラの上司・柘植が織り成すラブコメディー。沙耶と柘植が働くホテルを舞台に、従業員たちの複雑な恋愛模様が描かれる。キャスト陣は「ドS」と書かれた巨大な階段からステージに登場。「かわいくて切なくて大人っぽい、そんな映画ができました」(武井)、「笑えて、心がキュンキュンして、モヤモヤして…。でも最後にはハッピーになって感動してもらえる作品」(大倉)と作品をPRした。
口が悪く冷徹なイケメンを演じた大倉。さまざまな暴言を沙耶(武井)にぶつけるシーンが多数登場し、演技とは言え「こんなかわいい方に暴言を吐くんですから、心が痛かったです」と現場での苦労を明かした。一方の武井は、「撮影しながら、もう嫌いだー!と思いました(笑)。悲しかったです」と告白。柘植は、仕事でヘマをする沙耶に「バカ」と言い放つシーンが登場するということで、司会者やキャスト陣が「大倉さんにバカって言われてみたいですよね?」と観客に提案する一幕が。「見に来てくださっている皆さんにそんなこと言えない」と困惑する大倉だったが、ついには古沢健監督までが「現場のように、ちゃんと本気でやらないとNG出しますよ!」と大倉を説得。観念した大倉はドSになりきって観客に向かって「バカ!」と絶叫し、観客は黄色い歓声を上げていた。
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