9月29日(月)からテレビ朝日系で放送される月曜深夜の新番組「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺(ぶっちゃけじ)」の初回収録が都内で行われ、MCの爆笑問題の二人が報道陣の取材に応じた。
同番組は、同枠で9月まで放送されていた同じく爆笑問題MCのトークバラエティー「言いにくいことをハッキリ言うTV」で好評だった、お坊さんが寺の知られざる裏側を語る企画をレギュラー番組化したもの。毎回、さまざまな宗派のお坊さんたちが登場し、仏門に入るまでの経緯や修行中の裏話などディープな“お寺事情”を打ち明けるという、“お坊さんが題材の未知なるバラエティー”だ。
初回収録を終えた太田光は、「僕はクリスチャンなんで、(お坊さんの番組への出演は)ちゅうちょしたんですが…」と、いきなり冗談をかました。だが、「それにしても、お坊さんたちはタレント性がありますね」と続けると、田中裕二も「やっぱり、いつも説法をしているからか、しゃべりがうまいんですよね」と同調。“芸能界を目指していた”“実は歌手としてCDを出している”といった意外な過去を、面白おかしく話すお坊さんたちを絶賛した。
さらに、収録を経てお坊さんへのイメージが変わったかと聞かれると、「この現代に、こんな厳しい修行をしているんだというのと、一方でお笑いが好きだったりして我々に近い感覚も持っているんですね」(田中)、「お坊さんになったらその後の生活は安泰だと思っていたけど、“今(の人々)とどうつながるか”を考えていて、意外と大変なんだなと思いました」(太田)と、現代に生きるお坊さんの姿が印象に残った様子を見せた。
最後に今後の展望を聞かれた太田は、「社会で起きているニュース、たとえば政治の問題をお坊さんの視点から語るワイドショー的な企画をやりたい」と希望を語った。
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