アイドルグループ・さくら学院が9月27日、東京・ディファ有明にて単独ライブ「夜公演ファストパス争奪戦 さくら学院 2014年度 秋学期試験」および「さくら学院 2014 ~紅葉 秋の陣~」を開催した。
昼夜2公演で、夜公演「さくら学院 2014 ~紅葉 秋の陣~」はさくら学院およびその“部活動”の楽曲を歌うライブ形式。一方、昼公演「さくら学院 2014年度 秋学期試験」はライブに加えて、観客参加型のクイズ大会があり、勝ち抜いた観客には夜公演のファストパス(優先入場権)が与えられるという趣向で行われた。
その昼公演は、会場がプロレス団体「プロレスリング・ノア」の本拠地・ディファ有明ということもあって、リングアナウンサーの“あおり”から幕開け。そして観客席後方に設置されていたリングにスポットライトが当たると、白と黒のパーカーに身を包んだ田口華と磯野莉音の「プロレス同好会」が姿を見せ、初公開の楽曲(※タイトル未定)を歌い上げた。曲中では2人がロープワークを見せたり、田口が磯野に向かって「味噌汁で顔を洗って出直してこい!」とアントニオ猪木の名言を再現するなど、まさに「プロレス同好会だけはガチ」と言えるステージを展開した。
2人がリングを降りると、メーンステージに今年度より再始動した「バトン部 Twinklestars」が登場。菊地最愛、水野由結、野津友那乃、倉島颯良、山出愛子の5人が「ラピカム」(※'12年発表のアルバム『さくら学院 2011年度 〜FRIENDS〜』収録曲)を新バージョンとしてよみがえらせた。さらに、MCを挟んで野津友那乃、白井沙樹による「購買部」がプロレス同好会同様、楽曲を初披露(※タイトル未定)。さくら学院のグッズをPRする歌詞で観客を沸かせていた。
3つの部が登場された後は、“担任”の森ハヤシ先生も加わっていよいよ「夜公演ファストパス争奪戦 さくら学院 2014年度 秋学期試験」がスタート。「シングル『夢に向かって』のジャケット写真にて、一番背が高いのは三吉彩花である、○か×か(第5問)」「シングル『顔笑れ!!』のジャケットにある筆文字を書いたのは倉本美津留校長である、○か×か(第7問)」「同じく『顔笑れ!!』のMVで田口華の直後に走っているのは磯野莉音である、○か×か(第9問)」など重箱の隅を突くような問題と、「小等部6年・山出愛子、岡田愛によるかけっこ対決。脚が速いのはどっち?(第4問)」「大賀咲希、白井沙樹、倉本美津留校長の似顔絵がうまいのはどっち?(第6問※メンバーと森先生が判定)」「中等部3年の4人は『マイ・グラジュエーション・トス』(※'13年発表シングル曲)を英語で書くことができる? ○か×か(第8問)」などメンバーを絡めての問題が飛び出す。合計9問のクイズを経て、約20名の観客にファストパスが与えられた(※注:クイズの答えは写真のキャプションにありますので、考えてみてください)。
「秋学期試験」で盛り上がった後は、全員で「Hello!IVY」「ハートの地球(ほし)」「チャイム」の3曲を歌った。この日初披露だった「ハートの地球(ほし)」は、Tommy february6 & Shunsaku Okudaプロデュースにより、10月22日(水)にDVDシングルとしてリリースされる新曲で、チアリーダー風の振付とピンクのポンポンを使ってのパフォーマンスが印象的。田口華が「初めて曲を聞いたとき、さくら学院の今までの曲の中で一番かわいい曲だなと思った」と語るなど、過去の楽曲よりもガーリーな曲調に仕上がっている。
なお夜公演は、さくら学院全体の楽曲を中心に展開。アンコールでは、14歳の誕生日を翌日28日に控える白井に向かってメンバーが「FRIENDS」を歌うサプライズがあり、白井が涙を流すひと幕もあった。
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