'13年春にテレビ東京系で放送されたドラマ「ドラマ24 みんな!エスパーだよ!」がスピンオフ特番となり、2年の時を経て'15年春に「みんな!エスパーだよ!番外編 ~エスパー、都へ行く~」(仮)として放送されることが分かった。主演は連ドラ版に続き染谷将太。同じく連ドラ版の演出・脚本をメーンで務めた園子温が演出を務める(脚本は田中眞一)。
「みんな!エスパーだよ!」は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)に連載された若林公徳の漫画が原作で、突然超能力に目覚めた普通の高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)が能力の使い道に困り、同じく能力を持て余していたエスパー仲間たちと女子のスカートの中をのぞいたり、好きな人の本心に迫ろうとしたりと、おバカな方向へ突き進む青春グラフィティ。彼らは徐々に超能力を悪事に利用する勢力との戦いに巻き込まれ、ついには世界の危機に立ち向かうこととなっていく。
来春放送のスピンオフでは、東京へ転校した恋の相手から、嘉郎の元へ「助けて!」と書かれたメールが来るところから始まる。敵対するエスパーにさらわれたと心配でならない嘉郎は、自分も東京へ向かい、転校することに。そこで待っていたのは、ヤンキー軍団やキャバ嬢軍団などの派閥争いで荒れすさむ高校生活だった。あの手この手で嘉郎の能力を奪おうとするセクシー美女軍団たち。そこへエスパーを使える友人らも参戦してエスパー対決が勃発するが、そこには意外な真相が待ち受けていた…。
主演を務める染谷は、「あの“笑撃”が帰ってきます。あれから1年以上も経ちました。ひたすら真面目にくだらないことをして、暴れたあの日々。園さんとまたもやひと暴れしてやろうかと思っております。まあ僕が演じる嘉郎という奴は元気なやつでして、あいつに負けないように走り抜きます。テレビの前の皆さん、怒らないで笑ってやってくださいね。ほいだもんで、『みんな!エスパーだよ!』スペシャル、乞うご期待だに!」とアピール。
また、園子温監督は、「エスパーは僕にとって勃起メーターなので、自分の勃起メーターが赤に振れるように頑張ります。」とこの作品にふさわしく、下ネタを交えてコメント。
さらに、阿部真士プロデューサーは、「真面目なドラマが多過ぎる。だからテレビがつまらないと言われる。真面目にバカなことをやる。そうすればテレビはもっと面白くなる。今回も人気実力ともに若手No.1俳優の染谷将太と、パンチラを撮らせたら世界No.1の園子温監督がタッグを組んで、青春妄想を爆発させます。一蓮托生、プロデューサー陣はバケツを持って廊下に立たされるのを覚悟で、ギリギリ、スレスレを狙います。でも、それだけで終わらないのが『みんな!エスパーだよ!』。深遠なる哲学の世界へ視聴者を導きます。みんな、エロだけじゃないんだよ!」と熱く語った。
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