高橋大輔が引退を決めるまで…。直前に打ち明けた苦悩と真実が語られる!

2014/10/17 11:08 配信

芸能一般

仲の良い高橋大輔さんと宮本賢二さんならではの気が置けないトークが展開(右から)

先日、電撃引退を発表した高橋大輔さん。10月からスタートしたBS放送のJ SPORTS「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」の2回目のゲストとして出演した。実は番組収録時はまだ引退を決めておらず、奇しくもこの番組が選手として最後の収録となった。高橋さんの振付師であり、普段は飲み仲間であり、よき兄貴分でもあるホスト役の宮本賢二さんを相手に、高橋さんの本音が語られた。

夏に行われたアイスショーから今シーズンの直前まで、練習は絶対にしないと決めていたと言う。長年、日本男子のトップを張ってきた高橋さんは、これまで「負けないように」戦ってきたと語る。3度目のオリンピックを終えた昨シーズン終了後は「練習やリンクに行くことさえしんどい時もありました。それだったらスパっとやめて、ショーに向けて気持ちを切り替えたら1カ月や1カ月半前から取り組めますから、中途半端に練習をするとよくないかなと思っています」。現役続行か? 引退か?あえてスケートと距離を置くことで、自らのモチベーションが高まる機会を待っていると本音を打ち明けていた。

4年分の体と心を休めるために、離島に遊びに行ったりするなど、知られざるプライベートライフも赤裸々に語られた。さらに、充電していた期間、高橋さんは、新しい趣味を見つけたとか。「日曜大工をしようかなと。そこまで大げさじゃないんですけど、スプレーとか絵の具とかを買って…。手作り感を出して、部屋のアレンジをしていこうかなと思ってます」と言う高橋さんに対して、最初は「なんで?」と突っ込んでいた宮本さんも、彼の部屋を訪れた際にはかっこいいと認めたほど。そのセンスを生かして、本棚作りにチャレンジすることを番組内で宣言した。

「おじいちゃん子で団体生活が大嫌いだった」と言う子供時代。「これまであんまり目標を持ってスケートをしてこなくて、誰かに憧れてスケートを始めたわけでもなく、楽しかったからやっていたんです」と告白。スケートを始めた頃からここに至るまでの歴史、追い求めた「理想のスケート像」を自ら語った。また、日本の未来を見据えて、高橋さんが注目する日本の男子選手の話題も登場。彼だけが知っている悲しすぎる(?)"フィギュアスケーターズあるある"も含め、旧知の仲の2人だからこそ話せるフィギュアスケート談議は見逃せない。