(『「アイドル甲子園」出演の上月せれなに直撃!』前編より続く)
――グループからソロになって何か変化はありましたか?
グループにいるときはあまり緊張しなかったんですが、ソロになってからはいつも緊張しています。すごく緊張する子になっちゃいました…。グループだと大勢いて「メンバーがいるから大丈夫!」という安心感があったんですよ。でも、ソロは歌もダンスも告知もしゃべるのも1人だから、すごく緊張します。毎回「どうしよう?どうしよう?」ってステージに出て、「楽しかった!」って帰ってくる感じです。
――グループからソロになって、みんながいなくても大丈夫な物、逆にだめな物は?
みんながいなくても大丈夫なのは…ないに近いです(笑)。ダンスくらいですかね。元々やっていたので。苦手なのはトークです。うまくないから、お客さんをどう楽しませるかって…難しいですね。全然、まだまだです。
――活動の拠点も長野から東京に変わりましたが、気持ち的に何か変わりましたか?
最初、東京に全然慣れなくて…。田舎の子が都会に来ちゃって「どうしよう?」みたいな。すごくアウェーな感じで、あたふたしていました。最近は少し慣れましたが、まだ街で迷いますよ。道が分からないです! 電車も分からないから乗れないんですよ…。
――長野から出てきて、心細いときもありますか?
ソロでのステージは楽しいんですけど、楽屋が1人だからずっとショボーン…って感じです。ステージ前は歌ったりダンスの確認をしたりいろいろとしているんですけど、それ以外のときはする事が何もないからスマホに逃げます。主にTwitterに。
――ソロデビューが決まった時の心境は?
オーディション合格の連絡がきた時は泣きました。絶対に受からないと思っていたので、受かった時は「まさか!」という感じで、実感がなかったですね。東京に来て社長とお話するまでは全然受かったっていう実感がなかったです。
――7月にはCDも出されましたね?
歌が自分に当てはまり過ぎていて。歌詞がそのまんま、せれななんです! 曲を作ってくださった方は、せれなの何を知っているんだろう?って思ったくらい私にピッタリのハイテンションな曲です。
――今後、アイドルとして何を目指してどういう活動をしていきたいですか?
個人的には上へ上へ、アイドル界のトップを目指していきたいと思います。あと、ライブを中心に活動していきたいんですけど、今までの中で一番大きいのが「EX THEATER ROPPONGI」なので、横浜アリーナとかもっと大きい所でやってみたいです。夢のまた夢なんですけど…横浜アリーナでワンマンがやりたいな。好きなアイドルさんが大体やっていて、横浜アリーナと聞くとテンションが上がるので…自分もいつかは立ちたいですね。
――どんなアイドルがお好きなんですか?
有名なところではハロプロ(ハロー!プロジェクト)です。アイドルをやる前からずっとオタクだったんで…。結構な“ハロオタ”でした。最初は(元モーニング娘。)田中れいなさんが大好きで、最近はJuice=Juiceさんも大好きです。
――さらに、上月さんのパーソナリティーに迫りたいと思います。いつから“ボクっ娘”(※一人称が“ボク”の女性)をやっているんですか?
いつからだろう…? いつから「ボク」「ボク」言ってたかな~? 小学生の時はずっとボクっ娘だったんですけど、「モテないよ」と言われてしまって。ボクって言うのをちょっと止めて「私」って言ってたんですけど、気付いたらボクに戻っていました。
――家族や友達も慣れた感じなんですか?
もう慣れていますね。最初は、初めて会うアイドルさんにも「えっ、ボクって言ってるんですか!?」って驚かれます。あと、普通は自分の名前や私だから、ボクっ娘って珍しいじゃないですか。お父さんが「逆に萌える」って言ってくれたので、ボクっ娘でいいやと思うようになりました。でも最近、お兄ちゃんに「ボクっ娘、やめた方がいいよ」って言われたのが、地味に響いていて…。
――ホントですか!? 絶対にやめない方がいいですよ! 来年から高校生になっても受け入れられるといいですね。
上月:あ、はい(笑)。
――ボクっ娘なだけでなく妹でもある、萌え要素いっぱいの上月さんの、最近の“妹エピソード”って何かありますか?
仲良くなるアイドルの方が大体年上なんですけど、人懐っこいので「妹みたいだね」ってよく言われるんですよ。イベントに出るたびにお姉ちゃんが増えて、すごくうれしいです!
――ちなみにプライベートでの妹エピソードはありますか?
プライベートだと妹じゃないんですよ。「こぼしてるよ」とか「付いてるよ」とか、面倒見がよくなっちゃうんです。
――プライベートではお兄ちゃんがいて、冷たいんですよね?
そう、お兄ちゃんが冷たいですねー。でも、最近は優しいんです。
――それは何よりですね。高校生になったら上京して離れちゃうのが、お兄ちゃん的に寂しいんじゃないですか?
そんなことないと思いますよ(笑)。「ボク、かわいい?」とか聞いてもリアクションしてくれないですから…。お父さんに聞いた時は、かわいいよって言ってくれました。
――では、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
上月せれなはこれからも“オタドル”でありながら、とってもハイテンションな“かまってちゃん”でもあり続けるので、皆さん温かく見守っていてください!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)